風俗・民族学 は〜わ

【は】
C1759 舶来の日本料理 食文化の翻訳術(シリーズ日本の食文化5) 29 カラー 一般 岩波映画 1996 日本人は米、味噌、豆腐はじめ外来の食材や食文化を、日本の風土や文化、日本人の生理に適応させ、独自の食文化を作ってきた。シリーズ最終作では、日本人の食べ物に対する繊細さや考え方や知恵を多くの料理などを紹介し描きだす。
B0493 箱根のまつり 20 カラー 中、高、一般 映広企画 箱根の祭りを2月の箱根神社節分会からつつじまつり、箱根三大祭りの湖水まつり、大文字焼、箱根大名まつり等を紹介。
多D0267 発掘・吉野ケ里遺跡 −よみがえる邪馬台国− 45 カラー 高・一般 東映
昭和61年からの発掘により、次第にその姿を明らかにしてきた吉野ヶ里遺跡は、従来最大とされてきた奈良県唐古・鍵遺跡をしのぐ、日本最大規模の遺跡である。邪馬台国との関連で一躍脚光を浴びたこの遺跡からの出土品をもとに、卑弥呼の時代を甦らせる。
B0746 花田植(美をもとめてNo.360) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 飾り立てた牛が代を掻き、楽器や歌で囃しながら田を植えるという、中国地方山間に遺存している古風な田植習俗を紹介する。
C1287 端縫いのゆめ 西馬音内の盆踊り 32 カラー 一般 読売映画社 1984 秋田県羽後町の中心にある西馬音内。ここの人達は、盆踊りを踊ってはじめて一年が終ったと感ずるほど、盆踊りを心待ちにしている。踊りの時着る衣裳は、端縫いの着物。母や祖母達が着ている着物をほぐしてその布きれを思い思いに配色を凝らして縫いあげたもの。母や祖母、また本人の思いが込められた着物を着ての盆踊りは…。
D0575 早池峰神楽の里 52 カラー 一般 岩波映画 1981 岩手県の北上山脈の主峰早池峰山はむかし山伏の修業場であったという歴史をもち、麓の二つの部落岳と大償には権現さまという獅子頭を奉じる山伏神楽が伝承されている。この映面は霊峰早池峰山と麓の農民の生活と神楽のかかわりの一年を描いたものである。監督:羽田澄子
D0751 パリオの祝祭 古都シエナに生きる馬の伝統 47 カラー 一般 農林放送事業団 1987 シエナは中世イタリアでもっとも繁栄した都市国家。煉瓦の建物が当時の面影を伝えている。7月の祭りはパリオ(優勝旗)をめぐり地区対抗の競馬が行われる。昔の華やかな衣装の行進があり人々はコースのまわりをうめつくす。その生々しい興奮と、伝統がおりなすドラマ。


【ひ】
D0876 飛騨古川祭 起し太鼓が響く夜 35 カラー 一般 英映画社 1993 4月19日、20日の屋台行列を前に深夜に行われる起し太鼓は、主事太鼓の腹に響く音と、競って近くに付けようとする付け太鼓の激しさ、熱気が華である。この祭りを古いしきたりどおり担う“古川やんちゃ”の心意気を描く。
B0861 備中神楽(美をもとめてNo.439) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 岡山県成羽町に伝わる神楽は、備中神楽と呼ばれ、独特の様式と歴史を持っている。秋から冬にかけて行われる出雲流の採物神楽で、荒神を勧請して行う地方色豊かな神楽を紹介する。
C1407 ひなまつり 日本人のこころ 25 カラー 小〜一般 ヨネ・プロ 1986 3月3日の節句に、雛人形を飾り、桃花や雛菓予を供えて白酒で祝う習俗、日本独特の女の子の祭「ひなまつり」。その歴史、‚各地の行事・古俗、ƒ雛人形、„雛道具などをみながら、日本の伝統、生活文化を伝える行事を紹介。語り:檀ふみ
K0769 桧原村の式三番 30 モノクロ 一般 NET、東京都教育庁 日本の芸能のうちでも特に儀式的舞踊として格式を重んぜられる「式三番」は猿楽能より発し、一方は歌舞伎の式三番にまた一方は民俗芸能として各地の庶民の間に広まっていった。甲州黒平の流れを汲むという檜原村小沢の「式三番」もその一つ。昭和27年に東京都の無形文化財に指定された。後継者が少なく、祭りが開かれるまでの苦労と共に「式三番」を紹介する。
C1333 琵琶湖・長浜曳山まつり 32 カラー 一般 英映画社 1985 滋賀県琵琶湖北東岸の長浜市。200年前から伝わる曳山まつりでは、国宝のゴブラン織で飾った山車の上で子供歌舞伎が演じられる。今なお、子供・若衆・中老と受け継いで、民俗芸能曳山まっりを守り、育てている姿を描く。


【ふ】
PB0244 フェスティバル 25 カラー 一般 ニュージーランド政府 歌あり演奏あり、マジックありのフェスティバル。ニュージーランドの風俗、文化をおりまぜながら紹介する。
C0965 平安の幻想(女性の文化史1) 30 カラー 一般 ヨネ・プロ 1977 斎王の化粧・服装・儀式、御所(清涼殿、紫辰殿)、平安の女性、香、十二単葵祭りを中心に展開していく女性の文化。


【へ】
B0461 平安の四季 22 カラー 高、一般 東映 平安朝の人々が四季折々の生活の中で自然や季節の変化をどう受けとめていたか。当時の習俗の諸相を描く。


【ほ】
K1113 訪問ドキュメント・野遊び・わらべうた 30 カラー 一般 テレビ朝日 1980 子供たちの世界からほとんど失われた「わらべ歌」「遊び歌」は老人たちのおぼろげな記憶の中でのみ息づいている。各地の古老を訪ね、聞き書きをとる方法で、その原型を復元する作業にたった一人で取り組んでいる女性を紹介する。企画:教育庁振興課
D0477 北越雪譜 雪に耐え忍ぶ心 42 カラー 中〜一般 東映 1979 北越の豪雪、雪国の厳しい生活を記した鈴木牧之の一生は雪を如何に克服し、如何に住むかの戦いであった。雪国に生まれた宿命に耐え、忍従と進取の精神を発揮して、彼はその成果を着々と故郷の風土に賦与してゆく。その集大成として著わした「北越雪譜」に題材を得て製作した映画。
A0568 牧畜のくらし(美をもとめてNo.657) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 国立民族学博物館では世界の諸民族の生活文化に関する様々なものを展示している。モンゴル高原から地中海まで広がるユーラシア大陸の乾燥地帯における牧畜のくらしの形態を紹介する。
C1885 炎が舞う  -那智の火祭り- 32 カラー 一般 読売映像   2001 130mの落差を誇る、那智大滝を象(かたど)った扇御輿と、神から授かった炎が群舞するクライマックスで知られる、和歌山県熊野那智大社例大祭・扇祭り、通称「那智の火祭り」の模様(毎年7月14日に開催)を記録した映画。


【ま】
C1639 舞うがごとく翔ぶがごとく 奥三河花祭り 33 カラー 一般 桜映画社 1992 愛知県の山間部に室町末期から伝わる花祭りは、神々をわが家に招いて修験道湯立て神楽の結びついた独特の舞いでもてなす。夜通し、幼子から少年、青年へと舞い継がれ、面をつけた神々と共に清めの湯が飛び散る中を舞う美しい祭りである。
PA0221 マオリ 22 カラー 一般 MFA(ニュージーランドニュージーランドの総人口の約一割を占めるマオリ族の文化・生活を紹介する。
D0606 又鬼 53 カラー 一般 群像舎 1982 マタギとは東北地方山間部に集落を作り狩猟を生業とする人々。その語源・祖先については諸説あり、謎を秘めた部分が多い。ここでは秋田県北秋田郡阿仁地方に取材し、現代のマタギの狩猟を記録すると共に、山の神への信仰、狩猟に関する儀式などの習俗を通してその系譜を探る。
N0284 まつり ふれあいの中から 9 カラー 一般 東京都映画協会、都広報室 長い人々の歴史の中に伝承されてきた「まつり」を支えてきたものは何かを考えることによって、地域社会の連帯感を育てる道を求める。
C1417 幻のホーチャ族 中国最少民族、魚と共に生きる民 30 カラー 中〜一般 日中映像企画、黒龍江電視台 1986 中国最北端、黒龍江の河辺に漁撈を営むホーチャ族は大戦時に民族離散にあい、現在は二千人足らず。解放後の政策で農業もはじめて、生活は安定した。簡単な道具で大魚に挑む人の姿、サメ皮で作る靴や服が珍しい。


【み】
D0967 みちのくの鬼たち 鬼剣舞の里 36 カラー 一般 桜映画社 1996 岩手県衣川村の川西念仏剣舞和賀町の岩崎鬼剣舞の対照的な踊りと、剣舞の由来や“鬼”とは何か等をみちのくの歴史と共に考える。後半は小学生に踊りを教え、剣舞の歴史と心を後世に伝えようとする保存会の人々と子らを描く。
A0593 民俗仮面の謎 国立歴史民俗博物館の展示(美をもとめてNo.682) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 国立歴史民俗博物館には、日本で伝統的に用いられた民俗仮面が展示されている。山折哲雄氏が仮面の意味と特徴、発生の歴史と使われ方を解説する。芸能との関わりにふれ中尊寺剣舞、愛知県の花祭り壬生狂言のシーンもおりこむ。


【む】
C1727 むかしの暮らし 34 カラー 一般 全国農村映画協会 1988 岩手県金ヶ崎町の古い農家を舞台に、昭和初期の暮らしを、四季にわたって再現し、生活の知恵や工夫、行事や民俗芸能などを丹念に描いている。権現まわし(獅子頭)の行列や、端午の節句、午頭天王、庭払い等々の様子も興味深い。
A0592 村境の象徴 国立歴史民俗博物館の展示(美をもとめてNo.681) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 国立歴史民俗博物館の民俗部門の村と村境の展示。村の模型と、村境におかれた鹿島様という巨大な藁人形や道祖神・地蔵・沖縄のシーサーなどのシンボルや季節の行事を通して村境のもつ意味を考える。


【め】
多D0269 明治・大正・昭和の暮らし 八王子の子供たち  40 カラー 高・一般 東京シネ・ビデオ
暮らしの中の文化財や昔の子供たちの遊び、伝統行事などを中心に、懐かしい小学校唱歌などを織りまぜながら、一地方都市八王子での、明治・大正・昭和における暮らしの変遷をふり返ります。
C0975 明治・たばこ・ラプソディー 32 カラー 一般 映広企画 1978 「天狗たばこ」の岩谷松平、「サンライズ」「ヒーロー」の村井吉兵衛、「牡丹たばこ」の千葉松兵衛など、近代化へと狂奔する明治を舞台に、たばこ産業の基礎を作った人たちと、同時に、「民営」から「専売」への物語。


【も】
C1868 もうひとつのむかしばなし 30 カラー 一般 シネジャーナルプロ  1984 世代を越えた生活文化、生きざまの継承を「現代の語り部沼田曜一氏が全国各地を歩いて掘り起こしていく


【や】
A0515 山名神杜天王祭舞楽(美をもとめてNo.605) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 静岡県名神社は、祭神として天照大神の弟神、スサノオノミコトを祀る。その祭礼で奉納される舞楽は、わが国の芸能史面でも興味深く、重要無形民俗文化財に指定されている。その祭礼の日を追う。
T0831 山の手七福神 15 カラー 一般 東京都映画協会 1975 新宿区にひっそりと残る「山の手七福神」をめぐりながら、町の今昔、話題をレポート。


【ゆ】
C0372 ユーカラの世界(1) 冬の生活 30 カラー 高、一般 NHK ユーカラとはアイヌ民族に語り伝えられた叙事詩。これが語られていた頃の狩猟民族としてのアイヌ人たちの生活を描く。雪の中、氷の中でシカ狩り、クマ狩りをする。この狩猟にも神に祈ることを忘れない。
C0373 ユーカラの世界(2) 夏の生活 30 カラー 高、一般 NHK アイヌ人たちの春から夏にかけての生活は木の皮はぎで始まる。山から海へ獲物を求めて一家が川に沿って海に向うのが慣習だ。
C0374 ユーカラの世界(3) 秋の生活 30 カラー 高、一般 NHK シベリアから雁が渡ってくる頃北海道の川にはサケが上り始める。その頃アイヌ人たちは豊漁を祈る。きびしかった海の生活から山に帰る第1歩である。冬の食生活の準備を整える期間でもある。
K0591 ゆかたと暮し 30 モノクロ 一般 NET、東京都教育庁 最近、ゆかたを着る人が少なくなった。デパートでも「ゆかた」が売れなくなったという。庶民の生活文化が盛り込まれている「ゆかた」に時代の変遷をみる。
A0543 行波の神舞(美をもとめてNo.632) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 山ロ県岩国市に伝承される神楽は、荘蔵、諸神勧請、日本紀、弓箭将軍、三宝鬼人等の種目が伝えられ、地方的特色の濃厚な神楽である。その秋の例祭の様子を紹介。
C0634 雪国の夜語り 28 カラー 小、中、高、一般 マグマクリエイション 越後の名もなく貧しい民家の間に語り継がれてきた昔話。こうした昔話の伝承者の語りを三つの昔話から知ると同時に、昔話の生まれや語り継がれた歴史を追う。
C0011 雪まつりと子供たち 3巻 モノクロ 小、中、高 電通映画 新潟県十日町市の「雪まつり」を伝えるもので、雪深い土地の楽しみである冬の芸術祭の様子を描く。


【よ】
C1196 横室の歌舞伎 28 カラー 一般 中日映画社 1980 群馬県勢多郡富十見村。戸数150の集落横室の200年の伝統を持つ農村歌舞伎を紹介する。企画:群馬県教育委員会


【ら】
B0358 ラプソディ・イン・東京 14 モノクロ 一般 東京都映画協会、都広報室 都民は夏をどのように過しているのだろうか。過密現象とそこから発生する東京のひずみを夏の風物を織りまぜて紹介する。


【ろ】
B0690 六斎念仏(美をもとめてNo.323) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 京都の代表的な芸能の一つで、笛、太鼓、鉦、釣鉦、木魚、釣鐘などの楽器を用いる。発願、回向唄、念仏などの念仏系、芸能、道成寺、鉄輪、石橋などの能系、さらにこれらに属さない祇園囃子、四ツ太鼓など庶民的に賑やかな芸能など豊富な内容を持ち、盆または地蔵盆に上演される。


【わ】
T0744 私たちの遊び場 14 カラー 一般 東京都映画協会 1974 葛飾区立石町に遊戯道路が生まれた。此処を舞台に東京の遊び場を考える。
K1114 わらべうたドキュメント・世界の下町と遊び唄 30 カラー 一般 テレビ朝日 1980 8ミリ映写機と録音機を持ち世界を回って、子供の遊び歌や大道芸人や市場の物売りの音などを取材している女性を紹介し、世界の下町と人間と音とのかかわりを日常生活のレベルで考える。企画:教育庁振興課
C1803 われは水軍 松山・興居島の船踊り 33 カラー 一般 日経映像 1998 四国の松山の離島、興居島。船越和気比売神杜の秋祭りに奉納される船踊りは、伊予水軍のイメージをもつ歌舞伎調のダンマリ劇で勇壮な踊りである。この船踊りが、先輩から青年、少年に懸命に伝承される姿を描く。
K0960 腕白・お転婆・今・昔 30 モノクロ 一般 テレビ朝日 1977 都市化の進行によって、現代っ子の“遊び”は、形態・内容ともに変りつつある。地域社会における子ども集団の変遷を歴史的に点検し、現代っ子がかかえている間題点と背景を探る。企画:教育庁振興課