風俗・民族学 さ〜の

【さ】
PB0055 さいはての大陸 3巻 カラー 中、高、一般 シェル石油 想像を絶する地球のさいはての地北極地方に力強く生きるエスキモー、カナダインディアンたちの労働と生活を紹介してその魅力を訴う。
D0604 薩摩盲僧琵琶 90 カラー 一般 岩波映画 1983 農民の素朴な信仰に支えられ、農耕儀礼と密接に結びついた薩摩盲僧の一年の営みを、毎年7月の盲僧たちの合同稽古の様子などを紹介しながら、克明に追った記録映画である。監督:諏訪淳
D0404 佐渡国鬼太鼓座 75 カラー 一般 おんでこ座 1977 佐渡に集まった20人の若者達。日本海を見おろす高台の廃校となった小学校で共同生活を続けながら、夜明けとともに起床、ランニングのあと太鼓・三味線・尺八・踊りの稽古…1人平均30キロのランニングを日課として修業を続けているその記録。
A0567 サバンナのひょうたん(美をもとめてNo.656) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 国立民族学博物館では世界の諸民族の生活文化に関する様々なものを展示している。アフリカ中央部のサバンナにおける人々のくらしとひょうたんのかかわりの重要性を同館の江ロー久氏が解説する。
D0483 沙流川アイヌ・子どもの遊び 50 カラー 小〜一般 民族文化映像研究所 1978 自然とともに生きたアイヌ民族。その生活や生活文化は、今日私たちが想像する以上に深く自然とかかわっていた。そして子どもの遊びにも、それが強く反映していた。北海道沙流郡平取町に住む萱野茂氏は、伝統的なアイヌ文化の伝承に心血を注いでいるアイヌの一人である。萱野氏と子どもたちのさまざまな遊びやその道具づくりのようすを描く。
D0923 沙流川アイヌ・子どもの遊び 冬から春へ 44 カラー 小〜一般 民族文化映像研究所 1983 北海道沙流郡平取町に住む萓野茂氏はアイヌ伝承に心血を注いでいる。ソリ遊びから川原での遊びなど子どもたちの遊びを通して、いかにアイヌの生活や文化が深く自然とかかわっているかを描く。1978年に製作された同名の作品の続編。
D0998 沙流川シシリムカのほとりで アイヌ文化伝承の記録 152 カラー 一般 民族文化映像研究所 1997 北海道沙流川アイヌ語でシシリムカ)ぞいに、アイヌの人達が生活する二風谷集落がある。生活環境の著しい変化にさらされているアイヌの伝統文化を伝承するための記録作業の成果。
B0561 さわやかな日々のために 髪と肌の清潔 22 カラー 高、一般 教映プロ 髪や肌の美しさは、その人の健康のバロメーターであり、他人に与える感じも大きいものがある。美しい髪や肌をいかにしてつくるかを髪や肌の性質や特徴を知るとともに、正しい洗髪、洗顔の方法について説く。


【し】
T0103 〆かざりと羽子板 1巻 モノクロ 全般 東京都映画協会、都広報室 浅草の〆かざりや羽子板市の有様、由来、〆かざりや羽子板を作る江戸川区鹿骨の人々の仕事ぶりを描く。
C1758 食は江戸 江戸前の料理と外食(シリーズ日本の食文化4) 29 カラー 一般 岩波映画 1996 上方にない蒸しの技術を加えた鰻の蒲焼き。江戸湾の魚介類をタネに、コロモで新鮮さを封じて揚げる天麩羅。1590年の開幕から3百年続いた平和の中で、世界最大の消費都市・江戸の庶民は様々な工夫で今日に続く東京の食文化を生んだ。
C1195 白久保のお茶講 28 カラー 一般 中日映画社 1980 群馬県吾妻郡中之条町。戸数19戸の小さな集落白久保に古くから伝わる優雅な冬の行事お茶講を紹介する。企画:群馬県教育委員会


【す】
K0900 素足で遊べる広場 葛西沖人工渚 30 モノクロ 一般 NET、東京都教育庁 江戸川葛西沖につくられた「人工なぎさ」をおとずれた子どもたちのはれやかな表情の中から、自然との交流がはばまれている日常生活をふりかえる。
K1022 滑った転んだ遊んだ(子供の生活を考える 5) 30 モノクロ 一般 テレビ朝日 1978 子どもたちに、紙芝居屋さんが喜ばれている。子どもたちの文化について、大人の忘れている何かがあるのではないか、紙芝居屋さんと遊ぶ子どもたちを通してさぐってみる。企画:教育庁振興課
B0145 すまいの伝統 2巻 カラー 中、高、一般 日映科学 古代から現代へ歴史の移りかわりとともにすまいの様式も変遷した。しかし日本的な美しさは伝統として今なお息づいている。
C1437 諏訪のおんばしら 33 カラー 高、一般 岩波映画 1986 長野県の諏訪大社に千数百年前から伝わり、寅年と申年の七年目毎に行われる式年造営御柱大祭の、雄大且つ豪壮な模様を映し出し、祭りを通して固く結ばれる人と人との絆、現代人が失いつつある「心」の問題を問う。演出:片野満


【せ】
K0148 青年と流行(東京の若者たち特集4) 30 モノクロ 高、一般 NET、東京都教育庁 青年は流行に敏感である。服装ではこの点よくみられるが果して個性をどのように生かしているか若者たちにスポットをあててみる。
A0493 世界の仮面 10周年をむかえた国立民族学博物館(美をもとめてNo.604) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 祖先の霊をまつり、豊作を祈る時などに用いる仮面。社会的儀礼には欠くことのできない仮面。仮面をかぶり化身をすれば、超自然的なものと交流できると信じられてきた。世界の諸民族が持っている、9,000点にも及ぶ仮面を紹介。


【そ】
D0580 相馬野馬追 45 カラー 一般 グループ現代 1981 この映画は、昭和53年に国の重要無形民俗文化財に指定された福島県相馬地方に伝わる民俗行事「相馬野馬追」の完全記録である。660年の歴史を持つこの勇壮な行事は3日間にわたって繰りひろげられるが、中でも2日目の甲冑競馬と神旗争奪戦は圧巻である。


【た】
D0478 竹縄のさと 36 カラー 一般 民族文化映像研究所 1978 秩父は山国でその山ひだの奥に、静かなそしてひたむきな人のくらしがある。埼玉県秩父村その外秩父の奥にある萩平、ここではその年生えた若竹で縄をつくる技術が伝えられている。伝承者であるすでに80歳を越えた老人2人と、それを助ける人たちによって1978年夏から秋にかけて行われた竹縄づくりとその多彩な利用の記録。
B0946 七夕とまこも馬 16 カラー 一般 モロオカプロ 1984 まこもと麦わらを使って老人が作り上げる「まこも馬」、その製作の工程と、子供達が繰り広げる七夕の行事を40年振りに再現する。千葉県山武町埴谷に伝わるまこも馬は、車をつけて曳くという全国でも例を見ない珍しいものである。
C0911 たばこジャポニカ400年 33 カラー 一般 映広企画 1977 種子島に鉄砲の渡来とともに上陸したタバコ400年の歴史を、三遊亭円生の語りで。
D0504 たばこ・昭和史・心の歌 45 カラー 一般 映広企画 1980 昭和初期の世界的不況から太平洋戦争、やがて迎えた新生日本―激動する時代の中で、たばことかかわりのあった人々の姿を記録した日本のたばこ昭和史。
C1470 だるまの里 30 カラー 一般 忰田淳 1988 縁起だるま発祥の寺―少林山達磨寺を訪ね、その起源をたどる。代表格の高崎だるまだけでなく、全国の郷土色豊かなだるまを紹介し、我々の日常生活の中で、だるまがいかに活躍し、親しまれているかを選挙などの例をとり解説する。
K0550 誰のための結婚式? 30 モノクロ 一般 NET、東京都教育庁 一方では主体的な結婚を叫び、他方では生活を圧迫するほどの大出費もあえてする現代人の志向を探っていく。


【ち】
K0888 地域遊びの再建 30 モノクロ NET、東京都教育庁 子どもの“遊び”が衰退した最も大きな原因は、地域社会の崩壊にある、として、現状の中で、どのように、地域での遊びを再建していくか―ゲストの体験を通して、その方向をさぐる。
K0887 地域で遊ばない子どもたち 30 モノクロ NET、東京都教育庁 子どもの“遊び”をめぐる生活環境を考える。“出張遊び”をとりあげ、地域社会で、“遊び”が失われている現状を点検する。
C1573 秩父の夜祭り 山波の音が聞こえる 34 カラー 一般 桜映画社 1989 秩父盆地の養蚕と、夜祭の背景にある秩父神社の妙見信仰の行事を季節に従ってたんねんに追う。古い信仰に根差したものから、江戸文化を色濃くのこしたものまで400近いといわれるそれらの祭りの集大成が夜祭りである。屋台巡行のエネルギーがすさまじい。
C0899 秩父夜祭 30 カラー 一般 らんる社 1978 毎年12月3日、秩父の町は20万人の人で埋めつくされる夜祭が行われる。この秩父の風土と人びと、その守り神である秩父神社のこの祭を、祭の由来、祭の準備、祭と秩父の人々、秩父神社の神事、祭のあとなどを一貫して余す所なく描く。
A0610 中世の絵馬(美をもとめてNo.699) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 絵馬はどう作られ、どう変化したのか。鎌倉時代末から室町時代初めのものと思われる当麻寺の絵馬。室町時代の秋篠寺や春日大杜のもの。山陰や東北地方の絵馬。それらの絵馬や絵巻に描かれた図から、信仰のありようをさぐる。
C0001 中部みんよう 3巻 モノクロ 一般 英映画 美しい富士の姿を眺めて茶のかおる駿河路、日本平三保の松原、静岡の茶っきり節に始まって豊七節等、なつかしい郷土の唄と踊りが美しく展開する。


【つ】
D0951 津軽のイタコ 37 カラー 一般 桜映画社 1994 青森県津軽地方では、「イタコ」と呼ばれる盲目の巫女の口を借りて、死者の言葉を語る「口寄せ」が行われてきた。今では数少ないその一人笠井キヨさんの日常を追い、「口寄せ」や「オシラサマ遊ばせ」など消えゆく巫業を記録する。
C1572 月と大綱引き 33 カラー 一般 東京シネ・ビデオ 1990 十五夜信仰としての大綱引きは、稲作伝来の道筋に点在している。韓国、沖縄、鹿児島、秋田での綱引きと関連の行事は、あまりにも似ていて驚かされる。大綱を作り、町内総出で引き合うことによって人々が願い伝えてきたものを探る。
B0674 津和野の鷺舞(美をもとめてNo.311) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 古く京都の祇園会で演じられ、室町時代に山口の祇園会に移り、さらにこれが津和野に伝えられたもの。動物仮装の風流芸がいくつか遺存しているが、その見事な舞を紹介する。


【て】
B0912 テーブルマナー 20 カラー 高、一般 毎日EVRシステム 1976 テーブルマナーとは、出席したパーティーや会食で、楽しく食事をするために決められた一定のルールである。そのポイントになるものを、実例をとおして解説する。
D0327 伝承の昔話 心のふるさと 36 カラー 一般 新生映画 日本各地で数多く語られ、聞かれて来た昔話は、今日忘れ去られようとしている。この昔話を今に伝える伝承者の語りの中から民族の心のふるさとをさぐる。


【と】
T1198 動物園で迎える成人式 15 カラー 一般 東京都映画協会 1982 15日は成人の日。羽村町立動物公園で働く飼育係員のうち、2人が成人式を迎える。彼らの勤務ぶりを描きながら、彼らの意見、同僚らの評価などを紹介する。
K0663 都会のお正月 30 モノクロ 一般 NET、東京都教育庁 「お正月」=1年の「節」について小学校5年生からアンケートを取る。そして、楠本、羽仁さんから現代生活の「節」がどんなふうに姿形を変えていくか意見を聞く。
K0145 年あらたまった青春(東京の若者たち特集1) 3巻 モノクロ 一般 NET、東京都教育庁 東京の若者たちは年末、年始をスキーへ、盛り場へ。初詣と各人思い思いの生活をどんな気持ですごしただろうか。若者の考えをきく。
K0712 都民と文化財 大田区・水止舞 30 モノクロ 一般 NET、東京都教育庁 東京都指定文化財郷土芸能大田区水止舞の風景を紹介する。この水止舞は大森東3丁目の厳正寺に古くから伝わる奉納舞で例年7月14日、三竜頭の舞を奉納する。
K0776 酉の市縁起の熊手 30 モノクロ 一般 NET、東京都教育庁 江戸時代から伝わる町方と農村部との交流が今もなお生き続けている「酉の市」。このお酉さまの様子を紹介し、お酉さまに欠かすことのできない熊手のいわれ、熊手づくりの苦心などを伺う。


【な】
K0910 なぜ聞けぬ遊び唄 30 モノクロ 一般 NET、東京都教育庁 「遊び唄」は、時代とともに子どもが勝手に変えていくもの。しかし、ここ10数年変わっていないことは、遊びに活力がなくなってきているのではなかろうか…作曲家間宮芳生氏をスタジオに招く。あわせて、「都響」他の演奏と合唱。


【に】
C1177 新野の雪祭り 神々と里人たちの宴 32 カラー 一般 日本テレワーク 1981 三河、信州、遠州の国境が接する、いわゆる三信遠の山里は、芸能の吹き溜りといわれ、古いしきたりを大切に伝えてきた祭が諸所に残っている。この映画は、長野の県南の山ふところに位する町、下伊那の新野に古くから伝えられている祭りを記録したものである。
A0514 日本人の民俗世界 国立歴史民俗博物館の展示(美をもとめてNo.588) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 国立歴史民俗博物館にオープンした民俗展示室。展示された各資料は、細部まで復元した実物大のものである。遠い過去から今日まで伝承されてきた生活様式や知識を教え、日本人がどんな生活をおこなってきたかを示している。
C0072 日本の舞踊 3巻 カラー 中、高、一般 岩波映画映画 「舞踊」それはあらゆる土地、あらゆる民族において生活の重要な一部を占めてきた。日本の舞踊も日本民族の古い生活感情に根ざし、わが国の独自の流れのうちにはぐくまれてきたすぐれた伝統芸能である。その歴史を現在伝わっている舞踊を通じ探ってみる。
PB0153 日本の祭 27 カラー 一般 インタナショナル映画 日本は祭の国で庶民の芸術の一つとなっている。札幌の雪祭、日光東照宮の千人行列、長野善光寺の御開帳、徳島阿波踊りなど数多くの祭が紹介される。
B0074 日本の祭 夏祭第一部 2巻 モノクロ 全般 東映 虫送りの行事、雨乞いの行事などを紹介する。
B0075 日本の祭 夏祭第二部 2巻 モノクロ 全般 東映 宗方行事、灯籠祭りなどを紹介する。
D0981 日本料理ともてなしの心 湯木貞一の世界(シリーズ日本の食文化1) 34 カラー 一般 岩波映画 1996 大正はじめから懐石料理を研究してきた大阪の吉兆主人・湯木貞一氏は、「日本人は季節の訪れをいち早く感じたがっている。私の料理は季節の模型。料理を通じて花鳥風月の趣を感じてほしい」と言う。氏が考案してきた懐石の美しいメニューの数々と、長年の体験談で、日本料理の近代の歴史をたどる。監督:山崎博
C0095 ニューギニア高地人 3巻 カラー 一般 朝日新聞 ニューギニア島の西部、インドネシア領西イリアンの中央高地に、いまだに石器時代の原始生活を営む種族がいる。このニューギニア高地人が今日ではどのような生活をしているか。朝日新聞記者がナッソウ山脈の奥地にあるウギンバ部落を訪れ、そこに住むダニ族、モニ族と1ヶ月寝食をともにした記録。


【ね】
C1664 ねぶた祭り 34 カラー 一般 桜映画社 1993 雪深い1月から夏のねぶた祭りの仕度が始まる。ねぶた師による下絵かき、骨組み作り、電気の配線。紙貼りは女たちの仕事。ねぶた作りの工程と、ねぶた祭りの起源を訪ね、6日間の青森ねぶたが繰り広げられる。語り:米倉斉加年


【の】
PB0272 農の祈り 30 カラー 一般 東北映画製作所 1990 東北は風土が厳しく、人々は古来より農作業の節目ごとに神々の加護を願って祈りを捧げてきた。現代に伝わる祭りのほとんどは、これら農耕祭である。新潟の「ホンヤラ洞」、秋田の「刈和野大綱引」、福島の「会津田島祇園祭」など。