工芸 あ〜こ

【0〜9】
A0614 1960年代の工芸2(美をもとめてNo.704) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 1960年代後半の日本の工芸界の動き。海外の前衛的な芸術を消化し、作家独自の作品を創造した宮田宏平、原正樹、藤平伸ら。アメリカの影響の見られる中村錦平や森野泰明など。金・陶・漆工・染織の各分野の作品を紹介。


【あ】
C0343 藍に生きる 26 カラー 一般 北東映画 現存する日本最古の染色技法、藍染重要無形文化財)の作業工程と、この道一筋に生き抜いた人間を浮き彫りにする。
C1219 あしたをはぐくむ鍛金「関谷四郎」 30 カラー 一般 日経映画社 1983 日本の伝統工芸の中で、独特の領域をもつ鍛金。その分野で、常に時代に先がけ、新しい金属の美を追い求める人間国宝「関谷四郎」を、作品をとおしてみる。
A0383 新しい紙の美術アメリカ(美をもとめてNo.499) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 今日、紙の新しい素材的意義を問い直したともいうべき造形が次々と生み出されている。その先頭に立つアメリカの現状を紹介する。
D1091 彩なす首里の織物  −宮平初子− 40 カラー 一般 桜映画社 2003 琉球王国以来の伝統を生かし、沖縄が生んだ首里の織物。戦禍により消滅の危機に瀕したこの織物を復活させるとともに、独自の工夫を重ね、現代の「首里の織物」を創造した宮平初子さん(平成10年人間国宝認定)の手織の製作過程を追い、「布が生まれる」までを描いている。
C1044 荒川豊蔵  人間国宝 30 カラー 一般 金山プロ 1980 「自然ろくろが回って、手が動いてできる一番平凡なものほど難しい」と語る陶芸家の荒川豊蔵。50年ものあいだ、ひたむきに志野と取り組んできた人間国宝の姿を追う。
A0553 有松鳴海絞(美をもとめてNo.642) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 有松鳴海絞は、三百数十年前、尾張国有松で、竹田庄九郎によって始められたという木綿地の絞り染めで、隣接地の鳴海とともに東海道の名産として知られるようになった。その絞り染めの完成までの各工程の紹介。


【い】
A0412 飯塚小[王干]斎の竹工芸(美をもとめてNo.522) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 我が国の竹工芸は、素材である竹の種類に恵まれ、その簡素な美しさと、強靱で弾力性に富む材質を生かして発展してきた。この分野での人間国宝、飯塚小かん斎の作品をとおして高い芸術性をめざす創作活動を紹介する。
A0367 イギリスのニードル・ワーク(美をもとめてNo.486) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 イギリスではニードル・ワークの分野において、その豊かな伝統を基盤とした斬新な作品が生まれているが、19世紀以来のイギリスのニードル・ワークの伝統と今日の状況を紹介する。
B0798 石黒宗麿の陶芸(美をもとめてNo.401) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 一つの陶器が一人の名工を生んだ。大正7年のある日、東京芸術クラブで中国南宗時代の曜変目茶碗をみた宗麿は、ふしぎな美のとりこになり作陶を生きがいとする彼の生涯を決めた。作陶一筋、昭和43年に75歳で死去するまで優れた作品を数々生み出し、陶芸における精神性の表現を、終生求めつづけた姿を、作品を通してみる。
C0770 衣裳人形 26 カラー 一般 NET 堀柳女氏は、伝統的な人形製作の技法を身につけながら一つの人形を仕上げるのに最低2ヶ月、中には半年、1年ということも少なくない。その人形作りの技を描く。
T0053 衣裳人形 1巻 モノクロ 一般 東京都映画協会、都広報室 文化財衣裳人形の製作者として有名な平田郷陽先生の作品の紹介をかねて、作品の製作過程をみる。
多C0143 いすの設計 27 カラー 小〜一般 東映 実際に椅子を設計する場合の工程、略構想図、人体との関係、材料についての実験、丈夫さを保つ方法、全体とのバランスのとれた設計図など、分かり易く、楽しく説明した映画で、工作やデザインの参考となる。
C0869 伊勢型紙 29 カラー 一般 桜映画社 1977 伊勢型紙は江戸時代から明治・大正にいたるまで伊勢の産地から全国の紺屋に行商されたものだがそうした歴史を背景に、型紙彫刻の技法をくわしく記録し手仕事と云うものが機械でできないすぐれた技術であることを描く。
D0862 磯井正美のわざ 蒟醤の美 41 カラー 一般 日経映像 1992 漆工芸の蒟醤の技法は、古代中国で創出され東南アジアを経由して日本にもたらされた。ミャンマーにルーツを訪ねた磯井正美氏が、古都パガンの印象を一つの合子として製作、その過程を記録する。
D0271 今は昔 志野と翁 39 カラー 一般 東海テレビ 美濃の国の山奥に一人の翁が窯に向っている。彼は志野と瀬戸黒の技術を復活し、昭和27年無形文化財、昭和30年重要無形文化財に指定され、昭和46年には文化勲章を授与された。
C0539 色鍋島(伝統工芸記録映画シリーズ2) 29 カラー 一般 桜映画社 日本の磁器の発祥地となった佐賀県有田地方は色絵磁器を生んだ。柿右衛門古伊万里、色鍋島がそれだ。これは現代の生活を豊かにする秀れた財産であり将来に伝えなければならないことを訴える。


【う】
D0922 薄墨の美 十三代今右衛門 36 カラー 一般 桜映画社 1994 長い伝統をもつ色鍋島の窯元13代今泉今右衛門の伝統と創作の狭間での悩みと、新しい技法を作り出す歩みを、生い立ちや青春と共に描く。吹墨から薄墨、吹き重ねという新しい技法を用いた作品の創作過程が克明に紹介されている。
A0533 打刀拵 刀剣外装の美(美をもとめてNo.623) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 東京国立博物館の'85年7-9月の展覧会の記録。打刀拵(刀剣の外装)は、漆芸、皮革、蒔絵、載金、金工、組紐、染織などの粋を集めた総合工芸品である。室町時代の堅牢な栴桃山時代の豪華な持の刀剣を中心に紹介する。
T0108 うるし工芸 1巻 モノクロ 全般 東京都映画協会、都広報室 うるし工芸は多くの神社仏閣に用いられている日本の伝統的な工芸である。各時代の名品や芸術大学教授で無形文化財の松田氏の仕事ぶりとその作品を紹介する。
PB0260 漆のふるさと(東北の人と文化 第1集) 30 カラー 一般 東北映画制作 1985 長い歴史と伝統をもつ漆器。東北各地に残るすばらしい漆工芸作品を紹介。1.会津の花塗り、2.秋田稲川の沈金、3.新潟村上の堆朱、4.天童の将棋の駒など各地の特色ある漆の技法をみながら、これからの漆のあり方を問いかけた作品。


【え】
D0593 越後上布 43 カラー 一般 岩波映画 1982 新潟県の伝統織物越後上布。その原料の苧麻の栽培からハタ織りまでの工程を丹念に記録する。1982年度教育映画祭最優秀作品。キネ旬文化映画ベストテン第二位。企画:文化庁
N0442 江戸おさな人形 人形師・樫村瑞観(1,000万人の話題) 5 カラー 一般 東京都映画協会 1992 江戸衣裳着人形の1つ、おさな人形の創作者、樫村瑞観氏を訪れる。赤ちゃんの表情をもつ人形を作ろうと独自の人形づくりにつとめる。製作の工程と後継者(長男の正敏氏)を紹介する。
B0817 江戸小紋(美をもとめてNo.474) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 わが国の代表的な染色技法の一つである小紋染は、細かな単位模様を一面に配して一色に染める特色がある。明治以後、一般の着物柄として広く普及した小紋染の製作技法を、重要無形文化財保持者小宮康孝の工房より紹介。
N0381 江戸小紋 小宮康孝その技と心 11 カラー 一般 東京都映画協会 1986 型紙を用いて、布に模様を染める型染め。そのひとつに小紋染があり、江戸時代から伝わる精緻を極めた小紋染が江戸小紋と呼ばれる。その江戸小紋の制作過程を、重要無形文化財・小宮康孝氏の工房にたずねる。企画:生活文化局
B0236 江戸小紋と伊勢型紙 2巻 モノクロ 中、高、一般 岩波映画 徳川時代にかみしもの地紋として発達した江戸小紋と、それに使われる伊勢白子町の型紙の技術を仕事場にたずねて描く。
B1311 江戸風鈴 −篠原儀治− 19 カラー 一般 鈴木プロ 1995 夏の風物詩、さわやかな音色の「江戸風鈴」。ガラス工芸品「江戸風鈴」は、現在、東京で篠原儀治さん一家のみ製造している。「江戸風鈴」の製造工程を、篠原儀治さん自身の語りで紹介する


【お】
C1179 小川善三郎・献上博多織 筬打ちに生きる 32 カラー 一般 岩波映画 1982 博多織は、江戸時代に黒田長政によって特別の保護を受け、幕府献上用となったところから、「献上博多」の名のおこりとなった。最高級の博多織を織る人間国宝・小川善三郎の織り技を紹介する。
D0421 奥会津木地師 56 カラー 一般 グループ現代 1976 福島県南部奥会津の山々は、木地師が材料の木を求めて山を歩き、適当な木のある場所に小屋を建てて作業をした。こうした山から山への移動と、手びきロクロによる素朴な木地づくりの作業は昭和初期まで行われた。奥会津にはその頃の経験者がまだ二人高齢で存命している。その存命者を中心に福島県田島町の人々の手によって、当時の木地師の生活をそのまま再現する。
C0716 小千谷縮 25 カラー 一般 日経映画 越後の白雪の中から生まれる手づくりの織物小千谷縮。この縮の三百年来そのままの製法を、技術保存会の人々の作業の中に追う。
A0589 音丸耕堂の彫漆(美をもとめてNo.678) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 彫漆は、漆を重ねたところにノミをあて彫りさげることで、種々の色の断面の美しさをひき出す漆芸の手法。その第一人者、音丸耕堂を文京区弥生町の仕事場に訪れ、その人と作品を写す。卓抜な着想力と洗練されたノミさばきが見事。
T1169 おばさん、ガンダムある? 15 カラー 一般 東京都映画協会 1982 昨年ケガ人まで出したガンダムブーム。子供達の間では今も根強い人気がある。その一方で調布の児童館で実施している手作り工作室もなかなかの人気。対比させながら、子供のおもちゃのとりまく社会環境を考える。
K0060 オモチャデザイナーの眼から 子どもたちの興味の秘密(子どもの世界特集13) 3巻 モノクロ 一般 NET、東京都教育庁 オモチャの世界にも宇宙ブーム、エレクトロニクス時代は反映している。そこで子どもの世界の秘密についてさぐってみよう。
C1771 小鹿田焼 34 カラー 一般 桜映画社 1996 小鹿田焼は、秀吉の朝鮮侵略後、大分県日田市の小鹿田皿山に伝えられた朝鮮陶工の技術。1995年に国の重要無形文化財の団体指定を受けた。文書や写真では捉えにくい陶工集落ぐるみの製作の工程や技法を、映像で記録・紹介する。
B0833 小鹿田焼(美をもとめてNo.422) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 江戸中期宝永(1704-10)の頃、大分県日田市の北方16キロの峡間に開窯されたといわれる小鹿田焼は、現在も10軒の窯元が家族単位の半農半陶の生活を営み、地方的特色をもつ、素朴な伝統的製陶技法を堅持している。


【か】
B0569 加賀友禅 20 カラー 一般 日本シネセル 金沢は、古い伝統と様式を伝える城下町である。その自然と風土の中ではぐくまれてきた加賀友禅は、今日まで変わらない伝統的な技法を用い、優雅で格調高い染めを生み出してきた。加賀友禅の美の秘密を探る。
C0928 柿右衛門 にごしで 30 カラー 一般 記録映画社 1978 重要文化財「色絵花鳥文深鉢」を濁手の技法により、13代柿右衛門を中心に、職種の異なる11人の高度な技術老の手により再現する。
C0703 型絵染・芹沢けい介(日本の名匠シリーズ) 26 カラー 一般 NET、日経映画 型絵染は、日本の糊染めという伝統の中で花ひらいた染めものの技である。この型絵染の製作工程を芹沢氏の仕事の中に追う。
C1352 型染め 江戸小紋長板中形 30 カラー 中〜一般 英映画社 1985 型紙の注文、糊づけ、地色染め、蒸しなど、根気のいる江戸小紋染めを、小宮康孝氏(1925-)の技術で紹介。後半は、ゆかたに用いる大柄の長板中形の藍染めを、清水幸太郎氏(1897-)の工房の仕事でみる。
B0770 鎌倉彫 12 カラー 一般 岩波映画 1980 鎌倉彫は、中国から禅宗文化と共に伝来した朱か黒の漆を、厚く塗り重ねた彫漆器の特殊な表現方法の影響を受けて、仏師たちによりはぐくまれ、うけつがれてきた木彫り漆塗りの工芸品である。今の時代の磨かれた手の技を紹介しながら、鎌倉彫が経て来た歴史を語る。
D0607 鎌倉彫 塗りの技 40 カラー 一般 岩波映画 1981 鎌倉彫の塗りの中で最も手のかかるとされる堆紅塗りを、木内翠岳の手練の技で紹介し、鎌倉彫に対する関心と理解を深める。
多B0214 紙でつくる −エンピツ立て− 20 カラー 小 東映 物を創りあげることはこんなに楽しいものなのか、工夫するとこのように面白い物が出来るのか……児童にこうした感動を味あわせながら、作り出す物の基本的機能や構造、発想の深化の方法、工夫して作る楽しさを描き、同時にハサミやカッターナイフ等の基本的技法をも指導していく。
A0645 加守田章二の陶芸(美をもとめてNo.735) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 加守田章二は1933年大阪生まれ。富本憲吉に師事し、1959年益子で作陶。1969年には遠野に窯を築く。鋭い感性と現代的知性のあふれる作品を次々発表し嘱望されたが、1982年没。遠野で焼いた「曲線彫文壷」や遺作の「彩色壷」など。
A0615 賀茂人形(美をもとめてNo.705) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 京都国立博物館の3月頃の特別陳列は毎年恒例の『人形』。木目込みに衣裳を着せた「賀茂人形」は動物や人間や風俗を写しとった小さな人形。表情豊かで、細部も丁寧に仕上げている。鹿が谷の尼寺・霊鑑寺の所蔵品も併せてみせる。
A0354 唐桟縞(美をもとめてNo.476) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 江戸時代の都市において愛好された縞木綿の一つで、その工芸技術を紹介する。
C0615 唐津 その歴史と技法と鑑賞 27 カラー 一般 三幸エーゼンシー 北九州の美しい城下町で生まれ、素朴で心温まる焼物として知られている“唐津”。この唐津焼の歴史と技法を紹介する。
A0407 河井寛次郎 川勝コレクション(美をもとめてNo.517) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 河井寛次郎は大正末から、柳宗悦浜田庄司等と民芸運動を興し、陶芸において、その実践に生涯を捧げた人である。その河井寛次郎と深いかかわりをもった川勝堅一は、彼の才能と人柄に強くひかれ、多くの作品を収集した。その中のいくつかを紹介する。


【き】
C1782 木の生命よみがえる 川北良造の木工芸 33 カラー 一般 桜映画社 1997 石川県山中町はろくろを使って木を成形する挽物の産地。木への思いを語りながら欅の盛器を制作する人間国宝川北良造氏。工程毎にゆっくり自然乾燥させ、木地の動きの収まった器は、木取りから8ヶ月、美しい木目をみせて完成する。
C0855 木の文化 日本の伝統 30 カラー 中〜一般 共立 1977 日本人は木肌の魅力にとりつかれた民族だと云われている。木彫像の変遷、木工道具と技術の歴史、建築などの発展過程をたどり、現在まで伝承されている木工芸の一端を紹介する。
B0826 きゅう漆・増村益城(美をもとめてNo.415) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 きゅう漆は、各種の素地に漆塗りを施すことにより表現を完成する技法で、それぞれの材質を生かした方法が施される。麻布を貼り重ね素地を作る乾漆技法を得意とする作風を紹介する。
B0500 郷土玩具 駒 15 カラー 一般 学研 その土地の生活の中から生まれ、その地の素材を生かした伝統玩具として作られた郷土玩具。さまざまな郷土玩具のうち「駒」を紹介。
T0446 郷土玩具 1.5巻 モノクロ 一般 東京都映画協会、都広報室 すすきの穂で作った「すすきみみずく」。顔の表情を書かないで見る人に自由に想像させようという優雅な「江戸姉様」など数少ない東京の郷土玩具を紹介する。
A0596 近世の小袖意匠 国立歴史民俗博物館の展示(美をもとめてNo.685) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 京都の美術商・故野村正治郎の収集した豪華な小袖の数々。桃山時代の辻ケ花染め・繍箔(ぬいはく)の手法を見たあと、慶長小袖、元禄小袖の華麗なデザインや、友禅染による斬新な図案に江戸文化をしのぶ。
C0736 銀線細工・高坂雄水 26 カラー 一般 NET 銀線細工の歴史をふり返るとともに、秋田に今日まで伝わる技術を人と作品より知る。
A0652 近代陶芸の巨星 河井寛次郎(美をもとめてNo.576) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 河井寛次郎は50余年の作陶生活の中で、さまざまな作風を重ねてきた。1984年秋の東京国立近代美術館工芸館の展示により、その変遷をたどる。青磁・三彩の時期、民芸運動にふれ実用の美を追求、そして晩年は自由な造形に遊ぶ。
B0896 近代日本の工芸(美をもとめてNo.463) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 東京国立近代美術館の付属施設、工芸館の所蔵作品より、陶磁・漆工・木竹工・染織など、名品のいくつかを紹介する。
B0711 近代日本の漆芸(美をもとめてNo.332) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 古い伝統をもつ漆の技法は数多いがその源流を探ると同時に現代の秀れた作品を紹介する。


【く】
B0326 組み紐と紐結び 東京都の無形文化財 12 カラー 一般 東京都映画協会 浅草に住む川島徳太郎さんは13才の頃から組紐、紐結びを習い、以来60余年ししとして続けている。最近は、機械化、分業化により大量生産されはじめたため、手づくりの味わい、多様さが失われつつある。その中でなお現存していることは貴重な存在であり、昭和42年すぐれた工芸技術として都の文化財に指定された。
C0715 久留米耕 松枝玉記 25 カラー 一般 日経映画 遠く寛政の昔から庶民の着物として親しまれてきた手織の絣も今はほとんど影をひそめてしまった。絵絣の技法を、絵模様の決定、麻糸をくくり、藍で染め半機で織り上げるまでを追う。
A0394 黒田辰秋 木工芸の匠(美をもとめてNo.504) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 素地づくりから仕上げまで一貫して行なう、新しい木工作家・黒田辰秋の世界を、作品をとおして見る。


【け】
B0724 献上博多織(美をもとめてNo.342) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 博多織は江戸時代、黒田藩が保護奨励し、毎年幕府に献上したところから「献上博多」の名がある。独得の紋様と固くしまってしかもしなやかな伝統的博多織帯地の特色を、重要無形文化財保持者小川善三郎氏の技によって紹介する。
T0725 現代おもちゃ考 16 モノクロ 一般 東京都映画協会 1973 町のおもちゃの現実から、本来のおもちゃのもつ意味を考える。
B0842 現代ガラスの美(美をもとめてNo.427) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 アメリカにおける活発なガラス造形の現状を大工場生産品と芸術家の手づくりの作品の両面から紹介する。
A0526 現代染織の美(美をもとめてNo.616) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 東京国立近代美術館で'85年5〜6月に開催された展覧会の記録。伝統的着物に個性的な美をもたらした人間国宝「友禅」の森口華弘人間国宝「紬縞織・絣織」の宗広力三、紬に独自の色感を創出した志村ふくみの各作品を紹介。
B0898 現代日本の陶芸1(美をもとめてNo.465) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 京都国立近代美術館に収蔵する作品を通じて、わが国の現代陶芸の動向をみる。
A0343 現代日本の陶芸2(美をもとめてNo.466 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 京都国立近代美術館に所蔵する作品の中から、現代の造形を思考する作品と作家を紹介する。八木一夫、山田光、鈴木治、熊倉順吉、宮永理吉など。
A0417 現代の伝統工芸1(美をもとめてNo.527) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 日本伝統工芸展が催され始めて30年。重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝の人々の仕事が、私達の目にふれる機会も多い。これまでの伝統工芸展での受賞作品のいくつかを紹介する。
A0418 現代の伝統工芸2(美をもとめてNo.528) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 日本の伝統工芸の発展に大きな功績を残した、重要無形文化財保持者、人間国宝の作品を中心に紹介する。


【こ】
B0844 高台寺蒔絵と南蛮漆器(美をもとめてNo.429) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 桃山時代一つの頂点をむかえる高台寺蒔絵は、斬新な意匠と簡潔な技法で時代の気分をよく伝えている。南蛮漆器は、ヨーロッパヘの輸出用として作られ、蒔絵や螺鈿でわが国の草花を装飾し、国際的地位を示すもので、共に豪華絢燗である。
A0586 高麗・李朝のやきもの(美をもとめてNo.675) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 京都国立博物館の笠川コレクションを中心に、朝鮮半島の12世紀以降のやきものの逸品をみる。白磁・染付の世界から、人々の白の美によせる思いがうかがわれる。
A0564 御所人形(美をもとめてNo.653) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 江戸初期、京都で、幼い男の子をかたどった胡粉塗りの高級な人形が皇室、公卿、大名の夫人たちの鑑賞用に作られはじめた。荒彫りから衣裳つけまでの全ての工程が一人の手で作られる御所人形を紹介。
C1223 呉須三昧 近藤悠三の世界 32 カラー 一般 桜映画社 1983 陶芸界の入間国宝、近藤悠三は、独自の力強い染付を特色とする。陶磁器の白い素地に、呉須と呼ばれる酸化コバルトを含んだ顔料で模様を描き、透明な釉薬をかけて焼いた藍色の焼きものである。焼きものひとすじの技と自らが語る芸術論、人生論を紹介する。
A0483 今日のジュエリー 世界の動向(美をもとめてNo.578) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 従来ジュエリーといえば、宝石や貴金属ときまっていた。しかし現在は、必ずしもそうとはいえない。近年、新しい素材を用いて従来の宝石に対置させている。そんな現代装身具の最先端の数々を作家のことばと共に紹介。