東京のこだま K0801〜0900

K0801 ラシャ切鋏を造る
1974年
私達の生活に密着した「鋏」の、庶民の中で創り育てられてきた歴史について、ラシャ切鋏にスポットをあてて考察する。

K0802 土かコンクリート
1974年
最近小学校でコンクリートの校庭から昔ながらの土の校庭へ戻す学校がふえている。この土を健康面から改めて考える。

K0803 土も病んでいる!
1974年
土と縁遠い暮しをしている私達が、土を健康の面から考えるだけでなく質の面からも考え、自然の土壌とはどういうものかを考えなおす。

K0804 つくられた土地
1974年
現代の「都市」が人工的に作っている「土地」の三つのケース=多摩造成地・夢の島・京浜造成地をとりあげ、自然全体の中での「土」の位置づけを試みる。

K0805 子供と親と学校と
1974年
親と子が一年中で一番長く一緒に暮した夏休みの体験をふまえて、これからの新学期をどう迎えるか、親子の心のふれあいを中心に考える。

K0806 初秋の深大寺
1974年
古くから都民に親しまれている調布市深大寺を訪れ、ここの歴史をふり返りながら文化財深大寺周辺の特徴を紹介する。

K0807 武蔵野の秋をたずねて
1974年
武蔵野の面影を残す深大寺をたずねて、歴史と文化と自然の結びつきについて、文学作品や古くから住む人々を通して考える。

K0808 多摩川をさかのぼる
1974年
多摩川と流域住民との様ざまなかかわり合いの歴史を追うことによって、人間と自然とのかかわり合いを深く考察する。

K0809 古道をたずねて(道シリーズ1)
1974年
道のなりたちの歴史と現状を紹介しながら、人間にとって道とは何かを、旧鎌倉街道にスポットをあてながら考える。

K0810 青梅街道をたずねて(道シリーズ2)
1974年
道と地域住民とのつながりをテーマに、武蔵野の新田開発や多摩の物産を江戸に移送する道として栄えた青梅街道と昔と今の地域住民とのつながりをふり返る。

K0811 江古田の獅子舞
1974年
信仰深い農民の手によっていつくしみ育てられ今日に至っている江古田の獅子舞の歴史をふり返りながら、けいこから氷川神社本殿前で舞う姿までを追う。

K0812 環状八号線をたずねて
1974年
道が人中心でなく車中心に作られた環状八号道路。この道路計画にかかわる様ざまな問題を通して、計画道路は、住民と行政とが話し合ってはじめて可能であることを説く。

#813

K0814 団地とこどものひろば
1974年
子供たちの遊びのアイデアを基本に、マンモス団地の中に子供本位に作られた公園のできた理由や具体的な公園内の施設を紹介する。

K0815 心身障害児の教育を考える
1974年
今年(1974年)東京都が全員就学を打ち出してから半年たった時点で、心身障害時の教育を実際に通学している子供や両親と共に改めて考える。

K0816 銀座通り(新東京地図1)
1974年
東京の顔を代表して来た銀座の歴史をふり返りながら、東京という都市のなりたちについて解きあかす。

K0817 上野(新東京地図2)
1974年
上野の中心上野駅周辺の歴史をひも解きながら、上野のかかえている問題を都市環境の側面から考えてみる。

K0818 池袋(新東京地図3)
1974年
敗戦後の人口集中によってマンモス化した東京を象徴する町池袋。この池袋の町の歴史を鉄道の歩みとともにふり返る。

K0819 新宿(新東京地図4)
1974年
内藤新宿成立の経緯から明治・大正・昭和と町の発展の歴史を追いながら、私達の住む東京の都市環境について考える。

K0820 東京を上から見れば
1974年
変貌を続ける「東京」を見おろしながら私達の都市がかかえる、東京湾の汚染、ゴミ、下水、大気、交通問題等を考える。

K0821 都民芸術フェスティバル['75]
1975年
都民芸術フェスティバルが行なわれるようになった経緯やこれからの抱負などにふれながら、具体的公演予定も紹介する。

K0822 これからの東京の教育 佐藤教育長を囲んで
1975年
東京の教育の現状と問題点を語ってもらい、そこから、将来の東京の教育のあり方をさぐる。

#823

K0824 都民芸術フェスティバル始まる['75]
1975年
都民芸術フェスティバルに参加する、バレエ、オペラ、オーケストラ、能、邦楽等の団体と生みの親の美濃部都知事に都市の芸術文化のあり方やそれらに助成する意義についてきく。

K0825 生活を守る橋
1975年
1974年の多摩川の洪水で橋を流されてしまった住民が、自分達の手で再建した羽村町の生活橋をとりあげ、住民自治の問題を考える。

K0826 根岸の里を守る
1975年
大震災、戦災にも焼け残った文化財や古い街並みを紹介しながら、伝統ある根岸の文化環境を住民の手で守る運動を追う。

K0827 田無の朝市
1975年
東京で唯一の朝市を田無にたずね、朝市が市の職員の手でとりしきられていること、道路が朝市に開放された由来をたどる。

K0828 武蔵野開発第一号
1975年
武蔵野の最初の入植者の吉野家をたずね、開拓の歴史をたどり関東の新田開発第一号の苦労話を聞き、都市における農業のゆくえをさぐる。

#829

K0830 コミュニティと市民施設
1975年
府中市における文化センターを中心とするコミュニティづくりを紹介し、市民施設とコミュニティづくりの関係をさぐる。

K0831 団地わが町
1975年
団地内の幼児のおかれている現状解決のために活躍する婦人会の人々を通して、婦人活動とコミュニティの関係を考える。

K0832 地域活動とわが町づくり
1975年
地域共同社会は、主婦の自立と連帯の中から生れ、主権者としての市民の自主性が、新しい町づくりにつながることを模索する。

K0833 奥多摩をたずねて
1975年
都市化の波は東京の山奥=奥多摩町とて変るものではない。奥多摩町の過疎に悩む現状と、その中に新たな町づくりへの動きをとらえ、過疎地でのコミュニティづくりを追う。

#834

K0835 子どものたまり場
1975年
紙芝居屋さんを通して「子供の遊び場」の現状を紹介し、これまで紙芝居屋さんや駄菓子屋さんがはたしてくれた役割を見直す中から、今後の「遊び場」問題の方向をさぐる。

K0836 子どもの遊び場
1975年
いまや公共施設として開発せざるを得なくなった「遊び場」のあり方に対して、あらためて考え直してみる。

#837

K0838 大人は分ってくれない 家出・その心と健康
1975年
新学期は、成長期にある中学生にとって、生活面でもさまざまな変化のあらわれる時である。事例紹介を中心に、「家出」のもつ意味、視聴者のお母さん方と考える。

K0839 子ども集団の再建
1975年
日野市の子ども会(つくし会)を例として取り上げ、遊び場獲得運動の成果から進んで、自主的な子ども集団育成をはかろうとしているお母さん方の活動を紹介する。

#840

K0841 新旧市民のふれあい
1975年
多摩市のきもいりで、多摩ニュータウン団地の奥さん方と、地元のおばあさんたちとが、「めかいづくり」を通して、結びつきを深めているケースをとらえ、新しいコミュニティづくりにおける新・旧市民のふれあいの意味をさぐる。

K0842 「ひなた村」に育つ子供たち
1975年
町田市にある青少年施設「ひなた村」をとりあげ、職員と子供と母親たちの結びつきを通して、地域住民施設を改めて考える。

K0843 地域と文庫活動
1975年
地域における子供会活動のあり方が問われている現在、目黒区の「ありんこ文庫」を中心に子供会活動の重要性と大人の役割について考える。

K0844 地域と市民活動
1975年
国分寺市の本多公民館における母親たちの運動から生れた「保育室」獲得の歩みを通して、住民と市民施設のかかわり合い、コミュニティづくりのあり方を考える。

K0845 地域と子ども会活動の明日を考える
1975年
地域の子ども会活動を推進している人々から、子ども会活動の実態を聞き、その中で大人の果す役割と大人のなすべき課題を考える。

K0846 伝統工芸の明日を考える
1975年
金工家の香取正彦氏の人と作品を紹介し、今日の伝統工芸の後継者問題にふれながら、文化財の明日を考える。

K0847 オープンした海上公園
1975年
昭和50年5月に開園した「晴海埠頭公園」を訪ねて、この公園が誕生するまでの経過を聞くとともに、都民と海の結びつきを考える。

K0848 堀割のゆくえ
1975年
江東デルタ地帯内の堀割埋立をとりあげ、住民にとって川とは何か、今後変わるであろう環境変化が何をもたらすか、また、新たに生まれる緑地帯に何を求めるかをさぐる。

#849
#850

K0851 山の牧場と子どもたち
1975年
日光に林間学校に来ている東京都台東区立田中小学校の生徒が、牧場で牛や馬、自然と、どのようにとけあっているか、その意義を追う。

K0852 湖畔に元気一杯のうたごえが
1975年
台東区立精華小学校の子どもたちと、地元の子どもたちとを加えて、「自然」の中での子どもたちの行動を紹介し、子どもたちの「自然」とのふれあいの大切さを訴える。

#853
#854

K0855 高層化と下町
1975年
金町駅前にそそり立つ駅前団地を中心に、団地をかかえこんだ下町の今後のあり方を新旧住民の声からさぐる。

K0856 向う三軒お隣りさん
1975年
現在の東京における生活様式の典型として、団地・住宅地・都心部をとり、それぞれの住民の立場で生活上の便、不便と住み易さについて話し合う。

K0857 ビルの谷間で
1975年
ビルラッシュの波をうけて、急速に都市の構造を変えつつある千代田区錦町を例にとって、都心部の過疎の現状とその中に生きる住民の生活環境のあり方を考える。

K0858 豆腐屋さんの生活道路
1975年
私達の住まいの周辺の道−裏通り−の現状を点検する中で、生活環境としての「みち」のもつ意味をとらえ直す。

K0859 土の中から芋がでた
1975年
都市化が進む稲城市で農家が「観光いもほり組合」を設立し、組合活動を通して新旧市民の交流が行われている。この活動から新しい地域づくりのあり方を考える。

K0860 組立舞台を支える人々
1975年
江戸時代末期、農村に流行した地芝居は常設が許されなかったため各地に「組立舞台」を残した。現在都に残る唯一の組立舞台を通して民俗資料の今日的意味を考える。

K0861 青山・あおやま・AOYAMA
1975年
戦後「東京の青山」として変貌をとげ、今日なお、高層化を続ける青山地区をとりあげて、都市近代化の中のコミュニティのあり方を考える。

K0862 ただいま15平米農園主
1975年
宅地化が進む周辺部では、ややもすると新旧市民の交流のないまま地域社会が形成される。新旧市民の交流の場、親子の交流の場として、1区画15平米の農園を開放し、新旧市民が交流している姿を紹介する。

K0863 動物と子どもの広場 板橋こども動物園
1975年
自然とのふれあいが少なくなった都市生活に、動物との接触の場を…と、50年5月、板橋区内に誕生した「こども動物園」の現状を紹介する。

K0864 善福寺に集う人々
1975年
東京の中を流れる中小河川としては、珍しく澄んだ清流にたち戻った善福寺川に集う人々の動きを紹介しながら、川と市民の結びつきを改めて考えなおす。

K0865 地域に育つ親子の輪
1975年
杉並区東成田に“くるみわり親子読書会”が出来て今年の9月で満3年を迎える。今では会員120人、お母さんも学校の先生方も一緒に参加している。そして、この親子読書会はそのまま子どもたちの“広場”であり、親と子の話し合いの場にもなっている。

K0866 魚のお宿・多摩川
1975年
カシンベック病の疑いで、取水をとりやめて久しい玉川浄水場付近で、最近、魚が増えてきたという。地元の人の眼を通して、都市化の中の「川と市民」の結びつきを考えなおす。

K0867 ニュータウンを考える
1975年
戦後のあらたな住宅政策として押し進められてきた「団地」づくり…「町づくり」の側面から、現在の団地のあり方をとらえなおし、住宅のビジョンをさぐる。

K0868 団地に老人広場を
1975年
団地の問題”について、お年寄りの眼を通して考えてみる。

K0869 死にいたる病い 若者の心の健康
1975年
中・高生の自殺の背後にあるものをさぐりながら、教育現場と親たちが、とり組むべき問題点を明らかにしていく。企画:教育庁振興課

#870

K0871 フィールドで汗を
30 モノクロ 一般 NET、東京都教育庁
国立競技場より中継。とかく、家庭にとじこもりがちな主婦の方々に、手近にできる体力づくりを紹介する。

K0872 都民芸術フェスティバルを前に['76]
1976年
フェスティバルの位置づけ、都の文化行政のあり方などについて、美濃部知事、中島健蔵両氏から話をきく。

K0873 変りゆく大島の生活
1976年
時代とともに移り変る伊豆大島の現状をふまえながら、生活環境、今後の島のあり方を考える。

K0874 豊かなコミュニティづくり 地域と老人施設
1976年
地域の老人福祉施設のありようを点検する中から、社会的弱者の立場に立った地域づくり、町づくりとは何かを考える。

#875
#876

K0877 冒険広場に全員集合
1976年
板橋区西台公園の、従来の公園とはほど遠い変化に富んだ施設を紹介し、その完成の経緯にふれ、このような地域に密接した広場が、地域の人々とのつながりを一層密接にしていく、などを考える。

K0878 地域に育て福祉の輪
1976年
調布市の障害児保育施設「あゆみ学園」を中心にすえて、地域の中の施設のありようを点検する中から、地域福祉について考える。

#879

K0880 車椅子からの提言
1976年
近年、地域の福祉環境の見直しが、行政面にもようやくなされるようになってきた。障害者自身による地域の点検を通して「町づくり」を考えようとするグループの動きを紹介。

K0881 地域ボランティア活動を通して
1976年
障害者と身近に接している立場から、地域における福祉のあり方を問い直し、市民が障害者とともに生きる意味を考える。

K0882 寝たきり老人と入浴車
1976年
板橋区が実施している65歳以上の寝たきり老人に対する入浴サービス(さわやか号)の実情を紹介しながら、在室老人と地域福祉のあり方を考えてみる。

K0883 平均45歳の婦人水泳教室
1976年
中年すぎの健康づくりが、とりざたされている昨今、平均年齢45歳のこの教室をとおして、暮しの中のスポーツのあり方を考えてみる。

K0884 踊りが広げる地域福祉
1976年
孤独になりがちなお年寄りが、日常気軽に集まれる“ひろば”がつくれないものだろうか。府中市で、踊りを通して、お年寄りとの結びつきを深めているケースを紹介する。

K0885 お年寄りの健康広場
1976年
地域で、お年寄りの健康をどこまで保障できるか。品川を例にとりながら、主として、お年寄りの健康管理の面からスポットをあてる。

#886

K0887 地域で遊ばない子どもたち
1976年
子どもの“遊び”をめぐる生活環境を考える。“出張遊び”をとりあげ、地域社会で、“遊び”が失われている現状を点検する。

K0888 地域遊びの再建
1976年
子どもの“遊び”が衰退した最も大きな原因は、地域社会の崩壊にある、として、現状の中で、どのように、地域での遊びを再建していくか―ゲストの体験を通して、その方向をさぐる。

K0889 集れ!わんぱく
1976年
子ども集団の再建が叫ばれてから久しい。世田谷で、ユニークな活動を続けている「グループおりじ」を紹介しながら、異年齢集団としてのグループづくりの意味を考える。

K0890 挑戦!スポーツコース
1976年
町田市で住民も参加して作った「つくし野セントラルパーク」も四年たった。当時、住民運動にとりくんだ主婦の意見をきくとともに、地域の中の子どもたちの遊び場の問題を考える。

K0891 「日中友好青年の船」に参加して その1
1976年
東京都は、昭和51年3月31日から4月15日まで16日間、都内の勤労青年と関係者409名を乗せた「日中友好青年の船」を中国へ派遣した。第1回は、関係者に、「教育にかける中国」といったものを中心に、第2回は、参加団員に、体験談を中心に、話をうかがう。

K0892 「日中友好青年の船」に参加して その2
1976年
東京都は、昭和51年3月31日から4月15日まで16日間、都内の勤労青年と関係者409名を乗せた「日中友好青年の船」を中国へ派遣した。第1回は、関係者に、「教育にかける中国」といったものを中心に、第2回は、参加団員に、体験談を中心に、話をうかがう。

K0893 登校拒否をめぐって
1976年
連休明けに急増すると言われる登校拒否の問題を中心に考えてみる。診断、治療の現場からの提言や、家庭における親のはたしている役割などを考える。

K0894 ポニーと楽しむ夢の広場
1976年
自治体では日本ではじめてといわれる「馬と楽しむ広場」江戸川区ポニーランドをとりあげて、動物を仲介に、自然とのふれあいを試みようとする動きを、中継で追う。

#895

K0896 スポーツ医学からみた子どもの健康
1976年
ねむい、だるい、肩がこる…と訴える子どもがふえてきているという。子どもの健康をスポーツ医学の面からスポットをあて、その現状分析と体力づくりと遊びとの関係を考える。

K0897 忙しすぎる子どもたち
1976年
「もし、1日27時間あったら…自由な時間が3時間あったら…何をしたいか」について、港区鞆絵小学校5年生からアンケートをとった。この調査をもとに、子どもたちの欲求と、親と子のズレをめぐって考える。

K0898 伝統に生きる村山大島紬
1976年
武蔵村山市に古くから残る伝統工芸「村山大島紬」の特色、工程などをみながら、明日に伝えていくための問題点をさぐる。

K0899 ガキ大将とドロンコ仲間
1976年
グループ「おりじ」は、青年たちがリーダーとなって、子どもと一緒におもいきり遊ぶグループである。おもいきり遊ぶなかから、遊びの楽しさを子ども自身が発見していく。

K0900 素足で遊べる広場 葛西沖人工渚
1976年
江戸川葛西沖につくられた「人工なぎさ」をおとずれた子どもたちのはれやかな表情の中から、自然との交流がはばまれている日常生活をふりかえる。