東京のこだま K0001〜0100

「東京のこだま」
制作:NET(日本教育テレビ)  提供:東京都教育庁
毎週日曜10:30〜11:00


#01 ぼくのお母さん 
1959年4月5日放送 出演:七尾怜子
#02 むすめのねがい 
1959年4月12日放送 出演:劇団四季
#03 都民オーケストラ 都民交響楽団のできるまでとその演奏 
1959年4月19日放送 出演:劇団四季
#04 これからのPTA 遠足 
1959年4月26日放送
#05 伸びゆく子供たちのために 
1959年5月3日放送 出演:清水慶子、金子九郎
#06 新しい母とは 
1959年5月10日放送 出演:田辺繁子、唐沢富太郎、中村くみ子
#07 東京国際見本市を見学して 
1959年5月17日放送 出演:石坂和子
#08 上野にのこる江戸のころ 
1959年5月24日放送 出演:大照晃道、小絲源太郎
#09 奥様貴方こそ主権者 
1959年5月31日放送 出演:津島恵子
#10 自然にかえれ青少年! 
1959年6月7日放送
#11 社会教育10年の歩み 
1959年6月14日放送 出演:片柳忠男
#12 私達の給食レポート 
1959年6月21日放送 出演:上野庸男
#13 日本人と話しあい 
1959年6月28日放送 出演:江藤淳
#14 こわされた友情 
1959年7月5日放送 出演:羽仁説子、早川元二、石坂和子
#15 三ヵ月たった一年生 
1959年7月12日放送 出演:林正男
#16 夏休みを前に 
1959年7月19日放送 出演:秋山ちえ子
#17 夏の海と子供たち 
1959年7月26日放送 出演:田辺繁子
#18 子供を守る母親たち 
1959年8月2日放送 出演:秋山ちえ子
#19 緑陰こども会 
1959年8月9日放送 出演:石坂和子
#20 生き残ったものは何を… 
1959年8月16日放送 出演:羽仁進、村上兵衛
#21 テレビ討論会 子供たちに何を与えるか 
1959年8月23日放送
#22 いよいよ新学期 
1959年8月30日放送 出演:田辺繁子
#23 父の言い分 母の言い分 
1959年9月6日放送 出演:中村武志
#24 続・子供たちに何を与えるか 
1959年9月13日放送 出演:滑川道夫、川内康範
#25 春を待つ子どもたちへ 中学生の就職問題をめぐって 
1959年9月20日放送
#26 働く少年たちの記録 
1959年9月27日放送 出演:松崎五六
#27 カメラとマイクの修学旅行(マスコミと子ども達特集1)
1959年10月4日放送
#28 マンガ(マスコミと子ども達特集2)
1959年10月11日放送 出演:羽仁進、早川元二
#29 貸本屋の眼(マスコミと子ども達特集3)
1959年10月18日放送 出演:羽仁進
#30 かみしばい(マスコミと子ども達特集4)
1959年10月25日放送 出演:村田亨、久保貞次郎
#31 良書はなぜそっぽを向かれるか(マスコミと子ども達特集5)
1959年11月1日放送 出演:秋山ちえ子
#32 子どもたちの英雄像(マスコミと子ども達特集6)
1959年11月8日放送 出演:羽仁進、高森信子、高森俊
#33 一流品を子どもたちへ(マスコミと子ども達特集7)
1959年11月15日放送 出演:秋山ちえ子
#34 マスコミに向い合う子供たち(マスコミと子ども達特集8)
1959年11月22日放送 出演:羽仁進、鶴見俊輔

K0035 テレビチャイルドと私たち 母親と教師は考える(マスコミと子ども達特集9)
1959年11月29日放送 出演:秋山ちえ子、波多野完治
テレビ普及は子どもたちにどのような影響を与えているか。お母さん方にお集まりねがって、この問題を掘りさげてみよう。

K0036 青年の家をたずねて 新設された若人の広場レポート
1959年12月6日放送 出演:安井辰雄
武蔵野の丘に新設された若人の広場「東京都青年の家」を紹介する。

#37 十年を迎えた都民交響楽団 
1959年12月13日放送
#38 修学旅行総決算 
1959年12月20日放送 出演:秋山ちえ子
#39 東京国体をかえりみて 
1959年12月27日放送 出演:真野幸子
#40 無着先生とつづり方きょうだい 
1960年1月3日放送 出演:無着成恭
#41 20歳となった私たち 
1960年1月10日放送 出演:水谷良重
#42 遠くの羊飼い 
1960年1月17日放送
#43 ぼくたちの学校給食 
1960年1月24日放送 出演:秋山ちえ子、早川元二、羽仁進

K0044 誤解された日本 外国教科書にみたわたしたちの姿
1960年1月31日放送 出演:羽仁進
諸外国の教科書には正しく日本を紹介していないものが多い。わが国の諸外国に対するPRのあり方を考える。

#45 私の子どもは六年生(子どもの世界特集1)
1960年2月7日放送 出演:本島寛
#46 家庭教師の眼から(子どもの世界特集2)
1960年2月14日放送 出演:秋山ちえ子

K0047 ソロバン教師の眼から 就職への道ははるかに(子どもの世界特集3)
1960年2月21日放送
電子頭脳の時代にもソロバンはますます盛んになっている。そこでソロバン塾の子どもたちの気質をソロバン教師から聞いてみる。

K0048 通信簿あれこれ つける学校・つけない学校(子どもの世界特集4)
1960年2月28日放送 出演:秋山ちえ子
子どもたちの通信簿に対する考えはどうか。また学校の立場から「ある」「なし」どちらがよいかについて校長先生にきいてみる。

K0049 婦人警官の眼から 巷にさまようこどもたち(子どもの世界特集5)
1960年3月6日放送 出演:長谷川貴久江
巷にさまよう子どもたちを補導する婦人警官の苦労や、こういう点に母親は気をつけるべきだ等、ベテランの婦人警官に語ってもらう。

#50 貸本屋の眼から(子どもの世界特集6)
1960年3月13日放送 出演:羽仁進、早川元二、塩脇幸四郎

K0051 スクリーンに魅せられた子供たち 映画館主の眼から(子どもの世界特集7)
1960年3月20日放送 出演:早川元二、羽仁進
映画のなかで、子どもたちはどんなところに魅せられ、どんな英雄を求めているのか。その心理の根源などを映画関係者に聞いてみる。

K0052 テレビと親と子どもたち(子どもの世界特集8)
1960年3月27日放送
テレビは今や時代の寵児、子どもに与える影響力も大きい。そこでこれの研究によって発表されている事柄を中心に語ってもらう。

K0053 伸びゆく子らのために 教育委員たちに聞く
1960年4月3日放送 出演:木下一雄、田辺繁子
ベビーブームによる教室不足。教員の配置。その他今の教育界には未解決の問題が少なくない。これらの点を教育委員の方々に聞く。

K0054 校医さんの眼から すくすく育て一年生(子どもの世界特集9)
1960年4月10日放送 出演:早川元二、羽仁進、落合聡三郎
こどもの戦前、戦後の体位の移り変わりについて観察し、こどもの健康管理について校医さんに語ってもらう。

K0055 保護司の眼から こどもはみんなよいこども(子どもの世界特集10)
1960年4月17日放送 出演:早川元二、羽仁進
めぐまれない少年、非行少年について適切に保護され、見守られているかを児童相談所、少年相談所、保護観察所の人々にきいてみる。

K0056 バスガイドの眼から 修学旅行にみる東西子ども気質(子どもの世界特集11)
1960年4月24日放送
修学旅行は殆んどバスを利用する。そこで京都、東京等のバスガイドに集まってもらい修学旅行の実態、意義、気質等を語ってもらう。

K0057 子どもの遊び場をまもる人々 子どもの日によせて(子どもの世界特集12)
1960年5月1日放送
新しいモデル遊園地、台東区立入谷公園等を中心に、これらの公園に働く人々から、公園における子どもたちの生態を究明してみる。

K0058 日本のお母さん 母の日によせて
1960年5月8日放送 出演:秋山ちえ子
常に子どもの成長を見守りつづけるお母さんの姿を、封建時代(明治・大正・昭和)の三代を通じて、子どもの眼から描いてみる。

K0059 一カ月たった一年生
1960年5月15日放送 出演:早川元二
新しい一年生が誕生してから1ヶ月たった。喜びに満ちている子どもたちと、喜びと悩みを抱くその母親たちを描いてみる。

K0060 オモチャデザイナーの眼から 子どもたちの興味の秘密(子どもの世界特集13)
1960年5月22日放送 出演:西方伍郎
オモチャの世界にも宇宙ブーム、エレクトロニクス時代は反映している。そこで子どもの世界の秘密についてさぐってみよう。

#61 マンガ作家の眼から マンガは読むとやめられない(子どもの世界特集14)
1960年5月29日放送 出演:手塚治虫武内つなよし堀江卓上田とし子

K0062 紙芝居屋の眼から マスコミに追われる巷の子どものレクリエーション(子どもの世界特集15)
1960年6月5日放送 出演:加太こうじ
大正時代から子どもたちと共にあった紙芝居だが、今やその姿を消しつつある。その道のベテランの眼にうつった日本のこどもは…。

K0063 ウエイトレスの眼から デパート食堂の子供たち(子どもの世界特集16)
1960年6月12日放送
子どもの夢のひとつとして、デパート食堂につれていってもらうのがある。そこで、ここに働くウエイトレスが感じた子どもの姿は…。

K0064 女中さんの眼から 修学旅行のホステスは語る(子どもの世界特集17)
1960年6月19日放送 出演:秋山ちえ子
修学旅行の旅先でお母さんがわりを勤める女中さん達に映った子供たちの姿は…世話する苦心談もまじえて描く。

K0065 在日外人の眼から にっぽんの子どもたち(子どもの世界特集18)
1960年6月26日放送
国連デーによせて、日本に滞在している外国人の眼にうつった日本の子どもたちの姿を、外国の子どもたちと比較してみる。

K0066 ママポリス 香川県のお母さん警官にきく
1960年7月3日放送
全国でもめずらしい香川県のママポリスの活躍をカメラルポとインタビューで紹介し、子どもたちの校外生活指導対策を考える。

K0067 三ヵ月たった一年生 はじめてむかえるなつやすみ
1960年7月10日放送
入学して3ヶ月、ようやく学校生活になじんできた子どもたちの、夏休みをどうすごすかを学校、家庭、子供の立場から考える。

K0068 子どもを守る母親たち あぶない水遊びシーズンを迎えて
1960年7月17日放送 出演:秋山ちえ子
子供の不慮の事故のうち水難が非常に多い。その事故対策の一つ、多摩川の母親パトロール隊の活躍をみながらその経験をきく。

#69 夏の子どものレクリエーション
1960年7月24日放送 出演:早川元二

K0070 舟へ帰る子どもたち 都立水上小学校の夏休み
1960年7月31日放送 構成:東松照明多木浩二
水上生活者の子どもたちは深川の全寮制度の小学校で勉強している。夏休みにわが家に帰っていった子どもたちの生活をスケッチする。

#71 夏季スクールに話題を求めて
1960年8月7日放送 出演:無着成恭、早川元二

K0072 学童疎開の記録から
1960年8月14日放送 出演:本島寛
戦時中、地方に集団疎開した経験をもつ学童たちは、今立派に成長している。そこで当時の疎開児童たちが、15年間の歩みを回顧する。

K0073 島の子どもの夏休み 太平洋の小島に生きる
1960年8月21日放送 出演:無着成恭
東京のへき地、八丈小島の子どもたちは夏休みをどのように過しているだろうか。生活や遊びや教育現状を追ってみる。

K0074 子どもたちの笑顔とともに 地方をゆく学生サークル
1960年8月28日放送
夏休みは大学生のサークル活動のシーズンである。へき地の子どもたちにうるおいを与えている学生サークルの活動ぶりをとらえる。

#75 カメラがのぞいていた ―青少年白書―
1960年9月4日放送 司会:早川元二(児童心理学者)
出演:羽仁進(監督) 土本典昭(助監督) 山崎耕一郎(助監督) 金宇満司(撮影) 安田哲男(録音) 鰭崎轍(東京少年鑑別所所長) 地主愛子(久里浜少年院篤志面接委員)
少年少女はなぜ不良化するのだろうか。その更生の道は…そういった問題に焦点をあて、映画「不良少年」製作スタッフにきく。

K0076 夜間中学生の記録 太陽のない教室から
1960年9月11日放送 出演:早川元二
疲れたからだを休めるいとまもなく、夜間中学で学ぶ子どもたちの日常生活や夜間中学校の実態を紹介する。

K0077 働く青少年にきく 若い根っこの会・その後
1960年9月18日放送 出演:早川元二
地方から上京して住み込みで都内各地の商店や家庭で働く少年少女たちのサークル「若い根っこの会」の生活と意見をきいてみる。

K0078 学校・就職・社会 働く少年少女のために
1960年9月25日放送 出演:無着成恭
中学校を卒業し就職する人たちの気持ちを語ってもらい、更にこれらの子どもたちを受け入れる大人はどう心がけたらよいかを追求する。

#79 ニッポンの親 ニッポンのこども(在日外人の眼から特集1)
1960年10月2日放送 出演:早川元二

K0080 沖縄のねがい 若者がとらえた怒りと悲しみの島の現実(海外の若人たち特集1)
1960年10月9日放送 出演:山本敏
アジアやヨーロッパの青少年たちが直面している問題、考えていることなど日本人の眼によってルポし、現実の沖縄をうきぼりにする。

K0081 ニッポンの若者たち 全学連からファンキー族まで(在日外人の眼から特集2)
1960年10月16日放送 出演:江藤淳
外国人が「ニッポンの若者たち」をどうとらえているか、どんな問題があるか、また、若者たちに考えてもらいたいことは何か…。

K0082 世界の谷間に生きる青少年 香港とベルリンの場合(海外の若人たち特集2)
1960年10月23日放送
ベルリンの姿をとらえて、その中に生きる若者たちを紹介。また、香港の記録写真を中心に街の様子や生活のはかなさ、苦悩を追う。

K0083 ヨーロッパの子ども探訪 こどもにみるヨーロッパの繁栄(海外の若人たち特集3)
1960年10月30日放送 出演:早川元二
戦争で傷ついた国を復興し、繁栄をとりもどしたヨーロッパの子どもたちを比較し、お互いの共通した問題をほりさげてみる。

K0084 日本人と政治 総選挙がまたやってきた
1960年11月6日放送
日本の政治、民主主義の現状。日本人の政治に対する姿勢などを考察しながら、日本はどこへ向ってどう歩むかを追及してみる。

K0085 パール・バックさんに聞く 日本の皆さん今こそ希望を(在日外人の眼から特集3)
1960年11月13日放送
ノーベル賞受賞作家、パール・バック女史の人間史を紹介した後、女史の世界観、人生観等を女性として、母としての立場から語る。

K0086 私の見た西独の青少年(海外の若人たち特集4)
1960年11月20日放送 出演:秋山ちえ子
西ドイツの復興ぶりや伝統ある青少年教育を、最近海外に旅行してじっくりみてきた秋山ちえ子さんから話してもらう。

K0087 日本への忠言 外国特派員の語るアンバランス日本(在日外人の眼から特集4)
1960年11月27日放送 出演:李嘉
私達は国内の声と同様に海外の声にも耳を傾ける必要がある。そこで、海外特派員に日本の政治・教育・民族性を考察してもらう。

K0088 韓国の子どもたち 革命後の青少年代表にきく(海外の若人たち特集5)
1960年12月4日放送
日本の特派員の眼にうつった韓国を写真でみながら紹介する。また韓国学生の日本の印象をもきいてみる。

K0089 ニッポンの家庭拝見 外国人の眼がとらえた日本の家庭(在日外人の眼から特集6)
1960年12月11日放送 出演:イボンヌ笹本
在日、外国婦人の眼は日本の家庭をどう捕え、感じているだろうか。日本の家屋、生活様式、夫婦の問題等について語ってもらう。

K0090 ヨーロッパ東から西へ 羽仁進さんの東欧報告(海外の若人たち特集6)
1960年12月18日放送 出演:羽仁進
ヨーロッパから帰京したばかりの羽仁進氏を囲んで、ヨーロッパの国々の交通、文化、国民生活の実情を紹介する。

K0091 日本から世界へ 世界から日本ヘ 日本の子どもの眼から(海外の若人たち特集7)
1960年12月25日放送
日本の子どもたちの眼が海外をどうとらえているか、外国の学校で勉強してきた子どもたちにいろいろと聞いてみる。

K0092 ぼくたちは東京っ子(お正月特集)
1961年1月1日放送 出演:無着成恭、羽仁進、早川元二
東京っ子には空が、故郷がないと地方の人たちはいう。そこで下町、山の手、団地とそれぞれに住む東京っ子の生活を紹介する。

#93 私達は東京都民合唱団
1961年1月8日放送

K0094 私の20才 成人の日を迎えたみなさんに送る
1961年1月15日放送 出演:天野貞佑、永井道雄、大島渚
昔の成人式の模様や、成人式の意義のほか、天野貞佑(明治)、永井道雄(大正)、大島渚(昭和)の三氏に20才当時の人生観をきく。

K0095 日本を考える 私たちは世界に貢献できる(日本を考える特集1)
1961年1月22日放送 出演:梅棹忠夫
私たち日本人はややもすると卑屈で悲観的な気持を抱くことがある。そこで、日本をあらためて考えるヒントを提供する。

K0096 となり近所というもの 島国根性研究(日本を考える特集2)
1961年1月29日放送 出演:きだみのる江間章子
きだみのる氏にさまざまな角度からの質問形式により、排他的、封建的な島国根性について尋ねてみる。

K0097 日本の女性(日本を考える特集3)
1961年2月5日放送 出演:森田たま、辻豊、永井道雄
女性解放運動の名のもとに活躍してきた人々から、地位が向上し、社会進出もめざましくなった今日の現代女性について語ってもらう。

K0098 ゆらぐ家族制度 新しい家庭とは(日本を考える4)
1961年2月12日放送 出演:今日出海、巻正平、田辺繁子
混乱している社会の中で新しい家庭像をどのように考え、作り出していくか、家族、夫婦、結婚、愛情等に焦点をあてて考えてみる。

K0099 失ってはならないもの(日本を考える特集5)
1961年2月19日放送 出演:岡本太郎、ヨゼフ・ロゲンドルフ
失ってはならない日本のよさとは何か、失わぬためにはどんな努力をしたらよいかを論じてみる。

K0100 はなしあい精神 問答無用はおことわり(日本を考える特集6)
1961年2月26日放送 出演:無着成恭
日本には「問答無用」式の行動や考えがいろんな事件に流れている。しかしそれが時にはとりかえしのつかないことになってしまう…。