T1101〜1200

T1102 ただいま6,000羽!不忍の池の渡り鳥
1980/15分/カラー/東京都映画協会
都市の公園では珍しく渡り鳥が来続ける上野不忍の池。最近、観光客等の不定量な餌まきによってこのカモたちの野性味が失われつつあるという話題を追って、人と自然とのかかわり方を羽仁未央さんがルポ。

T1107 春を忘れた?!荒川堤
1981/15分/カラー/東京都映画協会
東京の東を断ち切る荒川。この荒川堤に春の訪れを尋ねながら、いつの間にか隔たってしまった水辺とのふれ合いを考え、その回復への取り組みのいくつかを紹介。

T1109 荒川線慕情
1981/15分/カラー/東京都映画協会
人肌のぬくもりを今も持ち続ける都電。唯一つとなってしまった都電荒川線のくらしに溶け込んで走り続ける世界をルポ。

T1122 盆地は火の海だった
1981/15分/カラー/東京都映画協会
昭和20年8月2日未明、八王子市街の8割を焼き尽くす空襲があった。36年目の同じ日の放送に当り、空襲で障害を受けた家族の苦しかった体験やそんな市民の体験を記録しておこうという取り組みをレポート。

T1130 神田っ子の街づくり(わがまち東京)
1981/15分/カラー/東京都映画協会
大学転出などで地盤沈下が心配された神田も都営地下鉄の開通もあって、スポーツ用品、楽器など若者好みの店も増え、一方でビジネス街も広がり活況を示しつつある。伝統ある町の人々の思いと対応を探る。

T1131 もやしっ子返上 給田小学校でいま
1981/15分/カラー/東京都映画協会
自然や遊びから締め出される都市の子どもたち。電柱や古タイヤを使っての手づくり遊具や校庭での裸足遊びを通して、心身ともにたくましい子どもづくりを進める世田谷区給田小学校の取り組みを紹介。

T1132 下町のあんちゃん 荒川区東日暮里(わがまち東京)
1981/15分/カラー/東京都映画協会
古い衣料の再生利用をはかるウエイスト業者が集まる東日暮里。この業界の長老として、また町の世話役として“あんちゃん”と呼ばれ親しまれる原島さんを中心に、この町で営まれる下町的な人々のふれ合いをルポ。

T1137 白球に夢をたくして 足立区宮城・小台(わがまち東京)
1981/15分/カラー/東京都映画協会
荒川と隅田川に囲まれ工場や住宅が密集する島のような足立区宮城・小台地区。遊び場の少ないこの地域で、休日を返上し少年野球“江南ブラザース”を育てるオヤジ達の取り組みをレポート。

T1146 滅びがたしや練馬大根
1981/15分/カラー/東京都映画協会
一斉を風靡した練馬の大根がかんばつなどで姿を消して久しい。断ち難い思いで今も大根を作り続ける練馬の農家に冬の風物・沢庵の仕込みをルポする。

T1151 オギ細工に願いをこめて 杉並区井草地区(わがまち東京)
1981/15分/カラー/東京都映画協会
植物の名がつく地名が多い杉並区。すっかり都市化が進んだこの町で、地にゆかりの野草を後の世に伝え、自然を少しでも残していこうと取り組んでいる人々の活動をルポする。

T1153 ボールペンで描くとうきょう
1981/15分/カラー/東京都映画協会
何日も街角に佇み、変わりゆく東京をボールペン1本で克明に描き続ける酒井不二雄さん。酒井さんの作品と創作活動を通して、彼の愛してやまない東京の原風景を再発見する。

T1157 「梅70」40キロの旅
1982/15分/カラー/東京都映画協会
戦後まもなく多摩地区の交通格差を埋めるために開設された都営バス「梅70」系統。ビルの並ぶ杉並区阿佐ヶ谷から梅の花咲く山間の青梅まで40キロ、2時間の旅をカメラで追いながら走り、くらしの移り変わりをルポする。

T1160 木場移転9年目の春(わがまち東京)
1982/15分/カラー/東京都映画協会
厳しい住宅産業不況の中で、移転9年目を迎えた新木場。ここでは今不況を乗り越えようとする一方、町の環境をよくしようとする動きもある。厳しい春を迎えた木場の現況をレポートする。

T1161 ぼくら下町三田五丁目っ子(わがまち東京)
1982/15分/カラー/東京都映画協会
商工住混在のまち港区三田。55年秋に開館した豊岡児童会館は遊び場に恵まれぬ子どもたちの天国。今、ここで人気のローラーホッケーを楽しむ子どもたちの姿を描きながら、市街地における子どもの遊び状況を考える。

T1163 楡家に育つ子どもたち
1982/15分/カラー/東京都映画協会
斎藤茂吉の「楡家の人びと」の舞台・青山病院を前身とする都立梅ヶ丘病院。子どもの精神科の病院としては我国唯一のもので、今も160人余の子どもたちが治療や教育をうけている。ここの患者や医療・教育チームの様子を紹介する。

T1168 ユリノキのある街 世田谷赤堤・宮坂地区
1982/15分/カラー/東京都映画協会
世田谷区にある北沢川は、かつて悪臭ふんぷんのドブ川だった。今はユリノキという北米原産の木を中心とした緑道公園に生まれ変わっている。地元住民の緑道に寄せる愛着とコミュニティーの一例を紹介する。

T1176 私はあの日肉親を失った
1982/15分/カラー/東京都映画協会
葛飾奥戸に住む船渡和代さんにとって8月15日は特別な日だ。東京大空襲で肉親を5人も失った一人の主婦を追いながら、風化させてはならぬ体験として都民に知ってもらう。

T1177 夏日記・二之江古川(わがまち東京)
1982/15分/カラー/東京都映画協会
昭和48年、わが国ではじめて完成した“親水公園”古川。小さな子どもが安心して水遊びもできることから近県からも親子連れが来るという。地元の人がわが町の誇りと胸を張るこの古川に寄せる心情を紹介する。

T1182 鳥越・職人おかず町 台東区鳥越(わがまち東京)
1982/15分/カラー/東京都映画協会
鳥越にある通称“おかず横町”。昼は周辺の町工場従業員達、夜は付近住民が主として買いに来る。現代の都市計画にはまず取り込むことの困難な住民達の創りあげた町。住民のかかわりなどを盛り込む町の個性を紹介する。

T1187 かっぱ橋道具街 台東区松が谷(わがまち東京)
1982/15分/カラー/東京都映画協会
上野と浅草のほぼ中間に位置する合羽橋道具街。ここは夜鳴きそばの屋台から超高層ビルの備品まで何でも揃う商店街である。まちとここに生きる人々のかかわりを紹介し、人情変わらぬ下町の生活を描く。

T1196 挿して正月江戸気分
1982/15分/カラー/東京都映画協会
都の伝統工芸品にこの12月指定された「江戸つまみかんざし」。江戸時代中期に奥女中が愛用し、後、町人の髪を飾ったという。女性の髪を引立てる完成品の美しさとそれを創る職人芸の冴えを紹介する。

T1197 市民の創る伝統 荏原流れ太鼓
1982/15分/カラー/東京都映画協会
大田区西蒲田の住民を中心とする太鼓好きの商店主らが「荏原流れ太鼓」を誕生させた。新しい感覚で地域文化を創出し、それを地域に根づかせたいと活動する市民グループを紹介する。

T1199 技能を磨く若者たち 都立職業訓練
1982/15分/カラー/東京都映画協会
最近の景気の低迷によって、新規高卒者の求人は減少傾向である。都の職業訓練校は、こうした若者達の入校が増えている。不況の中、将来の自立をめざす若者たちを追いながら、都の訓練校を紹介する。