工芸 は〜わ

【は】
B0726 萩焼(美をもとめてNo.344) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 朝鮮の陶工によってはじめられた萩焼は、古来茶陶として名声を博して来た。自然環境に抱かれ、300年の歴史を秘める窯元などを探る。
C1178 芭蕉布を織る女たち 連帯の手わざ 28 カラー 一般 桜映画社 1981 沖縄特産の芭蕉布は、衣服の近代化と戦争のためほとんど亡びてしまった。芭蕉布は一人ではできず、糸づくり、染色、織り…と根気のいる共同作業が必要である。戦後、喜如嘉でよみがえった芭蕉布と、女たちの連帯の手わざを紹介。
A0540 撥鏤 吉田文之(美をもとめてNo.630) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 撥鏤(象牙にはね彫りで装飾を加える技法)は、天平時代に中国から伝来し、その作品は正倉院に残るだけである。父の復元した撥鏤を発展させ、唯一人現代に保持し昭和60年重要無形文化財に認定された吉田文之氏の技を紹介。
B0547 張子の里 デコ屋敷の人々 19 カラー 一般 金山プロ 福島県郡山市高柴、この高柴部落はデコ屋敷とも呼ばれ、美しい張子人形を作っている。可愛らしい三春張子の数々を紹介する。
C0735 肥後象嵌・透 26 カラー 一般 NET 京都の布目象嵌技法と尾張透技法とが肥後で一体化し独自の発達を遂げた肥後象嵌・透。数百本のヤスリとノミを駆使して美しい姿に仕上げてゆく工程を紹介する。


【ひ】
C0377 飛翔 30 カラー 一般 戸田プロ 漆芸家山崎覚太郎の生い立ちを描く。漆絵と絵画の違い、デッサン、空間構成、コンポジション、線、色、ムーヴマンとは何か。山崎芸術を通して彼の人となりを探っていく。
A0512 雛人形(美をもとめてNo.602) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 雛入形は、平安時代に貴族のひいな(紙雛)遊びから始まったとされ、江戸期に発達し、現在のような三月節句にかざる人形や調度品となった。雛人形の歴史、雛人形づくりの工程、上方や江戸の雛人形の特色を紹介。
K0952 紐や・この職人芸 ! 30 モノクロ 一般 テレビ朝日 1977 庶民の間に愛好されうけつがれてきた“手づくりの文化”がある。「組紐・紐結び」もその一つ。無形文化財の意味を庶民の側からとらえ直し、一方、加太こうじ氏に“手づくり”の変遷、今日的意義についてうかがう。企画:教育庁振興課
C0704 紅型・城間栄喜(日本の名匠シリーズ) 26 カラー 一般 NET、日経映画 沖縄の風土が伝統の中で育てあげた華麗な染色の極地「紅型」。芭蕉布の織りから型紙作り、染め等紅型のできるまでを追う。


【ふ】
C1453 藤本能道の色絵磁器 釉描加彩 33 カラー 一般 桜映画社 1987 藤本能道は没骨描法と中間色を磁器の上絵付けに用い、にじんだやわらかい輪郭で、写実的効果をあげている。富本憲吉と加藤土師萌に師事し、写生に徹した絵画的表現を追求。50年に近い模索と探究の作陶人生と作品をじっくりとおう。
B0694 プレインカの染織(美をもとめてNo.325) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 古代南アメリカ(10世紀前後)のいわゆるプレインカ文明の花形の一つは染織芸術だった。その抽象的な図柄や文様の魅力を現代の造形的観点から取り上げる。


【へ】
D0901 変幻自在 田口善国・蒔絵の美(伝統工芸の名匠) 36 カラー 一般 桜映画社 1993 重要無形文化財「蒔絵」保持者、田口善国の蜂の観察から始まる「王蜂蒔絵飾箱」の製作過程を、変幻自在な技の駆使で見せながら、夜光貝や王蜂、小さな虫達への熱い思いが語られる。語り:佐藤慶


【ほ】
N0455 宝飾に生きる錺職人(1,000万人の話題) 5 カラー 一般 東京都映画協会 1994 宝飾品製作の様々なプロセスを紹介し、錺職人と呼ばれる仕事師の思いと技術の結集の作品を、ジャンル別に見せる。錺職人井上敬允さんの、技の数々と、弟子達の仕事ぶりを紹介する。
A0544 ポストモダン・デザイン(美をもとめてNo.633) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 京都国立近代美術館の'85年9-10月の展覧会の記録。機能・規格・無個性など近代デザインの矛盾を克服しようとする「ポストモダン」の動きは、'60年代末からあらわれ、試行錯誤を重ねている。そのポストモダン・デザインの代表作を紹介。
C0671 梵鐘・香取正彦(日本の名匠シリーズ) 25 カラー 一般 NET、日経映画社 梵鐘は仏の功徳をその大きく響きわたる音で現わすという。この梵鐘を造り続けてきた鋳金家の仕事を通して梵鐘製作の工程を知る。


【ま】
C0481 蒔絵 松田権六のわざ 31 カラー 高、一般 日経映画 重要無形文化財蒔絵の保持者松田権六氏の作品「蒔絵槇に四十雀模様二段卓」の製作過程を約8ヶ月にわたり忠実に記録したもの。
C1175 曲輪造・赤地友哉 うるしを現代にいかす 31 カラー 一般 日本テレワーク 1980 入間国宝、赤地友哉の曲輪造の制作過程を通して、ひたむきな情熱と研鑚、基本の尊さを、人の生き方に重ねあわせ、長い歴史の中で培われてきた伝統工芸の継承と創造の世界を描く。
D0460 幻の錦 43 カラー 一般 NHK 1978 今世紀のはじめ、シルクロード探検に赴いた大谷探検隊が、西域、トルフアンの地底の墓から持ち帰ったミイラの顔は、朽ちた一片の錦の仮面に覆われていた。京都の織物研究家龍村平蔵は、その錦の断片に、昔から法隆寺に伝わる由来不明の国宝「獅狩文錦」の謎を解く鍵が潜むことを発見する。一片のボロから華麗な古代錦が復元されて行く過程の中で、かつて日本−中国−西域を結んだ歴史の謎の糸が解きほぐされていく…。


【み】
C0778 水引工芸 26 カラー 一般 NET 民芸和紙と水引を巧みに調和させ、簡素な中に格調高い美をつくり出す水引工芸。津田流水引は金沢が生んだ伝統工芸である。その技術と伝統は、二代目の津田梅さんの手によって継承されている。その技を紹介する。
C0706 宮古上布・砂川玄恒(日本の名匠シリーズ) 26 カラー 一般 NET、日経映画 宮古島に自生する苧麻から糸をとり、藍を一週間以上かけて染め、一年近くの歳月をついやして織る宮古上布のできるまで。
D0941 宮古上布 40 カラー 一般 日経映像 1994 砂糖キビしか取れない島で、人頭税として上納布に定められた宮古上布。原料のイラクサ科苧麻の収穫から糸紡ぎ、図案作成、藍染め、手織りと国の重要無形文化財の技術をたん念に記録。あわせて守り育てて来た人々と風土を紹介する。
C0668 民芸陶器・浜田庄司(日本の名匠シリーズ) 25 カラー 一般 NET、日経映画社 益子焼で有名な栃木県益子で、民芸の精神を生かして作陶に生きる浜田庄司氏の技術を通して、民芸陶器の心を知る。


【む】
C0718 村上堆朱 25 カラー 一般 日経映画 堆朱は、箱もの、くりものなどの表面に彫刻がほどこされ、その上に漆を何層も塗り重ねたものである。この伝統の技術を彫り師の鈴木秋湖氏、塗りの板垣臥石兄弟の仕事から知る。


【め】
C0772 瑪瑙細工 26 カラー 一般 NET 新富福司郎氏は、二千年前の出雲の玉造部の伝統をうけつぎ、その技を今日に伝えるただ一人の瑪瑙細工の名手。その技を追う。


【も】
A0430 モダニズム工芸家たち 金工を中心にして美をもとめてNo.537 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 西洋の文化が洪水のように流れこんだ大正末から昭和の初めに生れたモダニズムの中に、金工を中心とした工芸界の源流を、作品をとおしてさぐってみる。
A0631 木工芸 明治から現代まで美をもとめてNo.721 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 木内喜八の明治27年の作品にはじまり、仰木政斎、稲木東千里、黒田辰秋、大野昭和斎と、代表的な木工芸作家の作品を駆け足でたどる。指物や曲物や象嵌などの伝統技法のうえに花開く現代の美術工芸品の粋は東京国立近代美術館工芸館(1987年夏)の展覧会より。
C0741 木工芸・氷見晃堂 26 カラー 一般 NET 木工芸は湿気を最も嫌う。だが湿気の多い金沢で40年もの間木工芸一すじに生き立派な作品を作り続ける氷見氏の仕事を追う。


【や】
B0796 八木一夫の世界(美をもとめてNo.399) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 土というものを生かしながら、従来の伝統を破り芸術を新しいものにかえた…。陶芸家八木一夫の作品のいくつかをとおしてその手法などを紹介する。
A0612 大和文華館の漆工名品(美をもとめてNo.701) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 奈良の大和文華館で1987年に催された「東洋の漆工展」。平安時代螺鈿の箱。鎌倉時代の蒔絵の鏡のケース。桃山・室町時代の蒔絵の文机。初期の鎌倉彫。桃山時代に海外へ輸出もした蒔絵の衣裳入れ。そして中国と朝鮮の名品。


【ゆ】
C0707 結城紬(日本の名匠シリーズ) 26 カラー 一般 NET、日経映画 紬は農家の人々が自分達の着る着物として屑繭からつむいだ絹糸を織ったもので、作業の一つ一つをおろそかにせずに真心のこもった織物である。この紬のできるまでを紹介する。
C0667 友禅・中村勝馬(日本の名匠シリーズ) 25 カラー 一般 NET、日経映画 格調高い味わいと豊かな色彩で知られ、今なお着る人の心を魅了する友禅染の技術を、中村氏の七宝紋様の構想から完成までによって知る。
C1784 友禅 森口華弘のわざ 30 カラー 一般 桜映画社 1989 友禅染人間国宝森口華弘は「色が華やかなだけでは駄目。着る人の内面の美しさを引き出すお手伝いができる華やかさを追求する」と言う。華弘が春の梅の古木を題材にした作品「精華」を制作する過程と、蒔糊等の技法を克明に紹介。
C0648 有職織物 喜多川平朗のわざ 30 カラー 中、高、一般 日本シネセル 平安時代に内裏における年中行事や儀式の際の装束や調度に用いられた織物=有職織物を、人間国宝の喜多川平朗氏が再現する姿を追う。
T0023 ゆかたの伝統 1巻 モノクロ 全般 東京都映画協会、都広報室 ゆかた染めの技術で重要無形文化財となっている清水幸太郎氏の「型づけ」を克明に描き郷土の豊かな文化財の一つを紹介。


【よ】
A0655 ヨーロッパのレース(美をもとめてNo.742) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 ヨーロッパのレースの誕生から現代までの移り変わりを作品や絵画でたどる。16C末のイタリアやフランドル地方の麻製のボーダーレース。17Cのルイ14世時代のニードルポイントの前飾り、ナポレオン時代の婚礼用ヴェールなど。


【ら】
B0881 楽茶碗(美をもとめてNo.452) 12 カラー 一般 TBS、TBS映画社 わが国独特の陶芸である楽焼は、茶の湯の道具として、桃山時代千利休の指導により、初代楽長次郎が作陶したという。楽焼の器には茶碗、水指、香炉、香合などがあるが、中でも楽茶碗は「一楽、二萩、三唐津」といわれ珍重されている。楽家代々の秘蔵品を紹介する。
C0669 螺鈿・片岡華江(日本の名匠シリーズ) 25 カラー 一般 NET、日経映画社 夜光貝に命と光を与える螺鈿。この貝細工の工程を下絵付から水研ぎによって七色の光芒を放ち、命を与えられるまでを追う。
C0742 欄間彫刻・堀藤吉 26 カラー 一般 NET 日本の伝統的な建築装飾の粋であり、ノミの芸術といわれる欄間彫刻の技術を「昇り竜、下り竜」の二面を彫る姿より紹介する。


【ろ】
B0592 ロシアの工芸とイコン展 15 カラー 一般 サントリー美術館ソ連文化省の主催で、昭和50年秋、同館で催された展覧会の模様。16世紀から20世紀初頭にいたる工芸品とイコン(ロシアで独自の発展をとげた、板に描かれた聖像画)のいくつかを、会場の模様とともに紹介する。


【わ】
C0662 輪島塗 30 カラー 高、一般 日本シネセル 美しい色つや、触れた時の柔らかな木地の感触、そして重厚堅牢性を持ち味とする輪島塗を、漆の採取から型はつり師、木地師塗師、加飾の職人までの工程を追う。
C1574 輪島塗に生きる 重要無形文化財 34 カラー 一般 桜映画社 1990 輪島塗技術保存会が、後世に伝えるため懸盤一式を制作。その工程を詳細に撮影したもの。昭和61年から4年の歳月をかけて制作された一式は可能性の限界をきわめた。この大事業にかけた技術者の気迫が作品からも映像からも伝わってくる。