T0201〜0300

T0203 佃島
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
白魚を徳川家に献上するために、享保元年大阪から移り住んだ漁師達によって開かれた佃島東京湾の汚染、埋立などによって生業を絶たれ、日々にさびれているが、昔ながらの街並、佃煮などに江戸の名残が随所にみられる。

T0204 消防パトロール 向島消防署の場合
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
向島消防署管轄内は人口密集地帯である。軒と軒が重なりあう狭い路地、袋小路、木造三階建のアパート。人家に隣接して、ゴム製造、印刷などの引火物をとりあつかう中小企業が多い。そこで消防署では常にパトロールをし、状況をつかむと共に、防火指導を続けている。

T0205 水戸街道
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
江戸城常磐橋から、馬喰町繊維問屋街、蔵前、浅草橋の人形、おもちゃ問屋街、花川戸のはきもの問屋など商人の江戸をしのびつつ、金町、松戸、土浦を経て、水戸35万石の城下町へ。

T0207 東京のフリーウェイ
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
東京の交通マヒを緩和するには高速道路網の完成を待つ以外にない。高速道路1号線から8号線工事は既に八分通り進行し、39年7月には完成の予定である。今日は、すでに開通している高速道路1号線を、みなさんと一緒にドライブしてみましょう。

T0208 都政1963年
1963/1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
騒音、スモッグ、工場廃液、人口増加、地盤沈下、環状7号線、立体交差、放射4号線、高速4号線、ハチの巣をつついたような騒ぎの中でオリンピック準備が進められている。一方東都政は、首都美化を唱え、都民に都政への参加をよびかけている。

T0209 東京の庭園
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
六義園、後楽園、浜離宮清澄庭園旧古河庭園向島百花園堀切菖蒲園、王子の七滝、新江戸川公園など、都内の各園紹介。

T0210 東京の道路
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
人口一千万、四方八方に無計画にのびた道路。随所にある踏み切り。平面的で無秩序な東京の道路保有率は10.3%で、ワシントンの4分の1である。昭和45年度には、15位にするために工事が進められている。

T0212 新しい都市づくり
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
年間25.6万人を超える人口増、資本の集中などによって東京の機能は麻痺している。これらを解決するために、新宿、池袋、渋谷、上野等の副都心計画があり、日野、町田、東村山等の衛星都市建設計画がある。

T0213 銀座八丁
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
午前8時、まだ眠りからさめない銀座。にぎわいをみせはじめる昼下り。ネオンの夜。深夜の突貫工事など。江戸の“銀座”から幾多の変遷をたどり、今も栄枯盛衰を続ける銀座風物誌。

T0214 乳児院の子ら 都立養育院乳児院
2巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
板橋乳児院には、0〜2才までの乳児30人がいる。この子らの母親は結核、精神病などで子供を育てることができない。入院当時はほとんど栄養失調にかかっていたこの子らも、一週一度の定期診断と、六人の保母さん達の献身で、今ではみちがえるほど元気になった。

T0215 東京の街路灯
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
光の洪水のような盛り場を一歩外に出ると、街路灯はまだまだ少なく交通事故や、犯罪の増加を招いている。民間の負担で細々と灯っている街路灯に根本的な解決策が必要である。

T0222 新東京の顔
2巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
新宿副都心計画、落合の下水処理場、渋谷の東京都児童会館赤坂見附立体交差、三宅坂の地下インターチェンジ、烏山バイパス、モノレール、高速道路14号線、東京湾の埋立、今日も東京は生れ変わっている。

T0223 こどもの城 東京都児童会館
2巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
工作室、つみき室、科学実験室、無線交換室、科学展示室、などの紹介。この他にこども相談室、図書室などがある。

T0228 東京の自然公園
2巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
公園は見苦しい都会生活に潤いを与えてくれる。しかし、この公園も郊外に発展する宅地造成、工場建設によって次第にその姿が損なわれている。映画は、わずかに残る東京の自然公園江戸川水郷、狭山、滝山城跡、多摩丘陵、秋川丘陵、羽村草花園、武蔵野、高尾山などを紹介する。

T0232 東京都食肉衛生検査所
2巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
都民の食卓を飾るために、1日2千数百頭の家畜が屠殺されている。屠殺した豚の70%はなんらかの病原菌をもっている。これらの病原菌が人々の口に入らないように、生体検査、食肉検査が毎日行なわれている。

T0236 駒沢オリンピック公園
2巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
総工費47億円、3年間の年月をかけて完成された、駒沢公園の紹介。ここは、東京オリンピックで、レスリング、サッカー、ホッケー、バレーボールの4種目が行なわれる。

T0238 高速1・4号線 特集号
1963/1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
東京オリンピックをめざして、突貫工事の結果昭和38年8月に完成した高速道路1、4号線の機能と役割についてみる。

T0239 区民相談承ります
2巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
区民相談のモデル・ケースといわれている葛飾区役所の区民案内係を訪ねてみました。道を尋ねに来る人、宿題をもちこむ小学生達、税金相談、中でも土地、住宅の問題が一番多いとのこと。案内係は、区民の苦情、要望などを区政に反映させるパイプの役目をしています。

T0242 埋立て 生れ変る東京港
2巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
昭和36年、都の長期計画の一環として、東京湾の埋立てが始まった。東京港には現在5つの埠頭があり、中央市場、貯木場などと共に、物資輸送基地として重要な役割を果している。経済の著しい発展に伴って埠頭の不足、交通難などは増々激しくなった。既に大井埠頭、13号11号地も姿を半ば現わし、品川埠頭では町づくりが始まっている。

T0243 転機に立つ東京の水道
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
東京の水不足はもはや恒常的なものになっている。新しい水源の開発と同時に老化した設備の改修にも追われている。増大する人口に備えて昭和45年には1日500万トンの水を確保するように建設が急がれている。

T0244 オリンピック道路の完成とその後
2巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
710億円をかけてオリンピック関連道路は完成したが、都内の交通混雑は依然として残されている。更に、交差点の立体化と新宿、池袋、五反田などの副都心を結ぶ道路に重点をおいて計画が進められている。

T0247 新しい住居表示
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
とかくわかりにくいのが東京の番地。町名番地は年々複雑になる一方。そこで汚名返上と、街区制による新しい表示方法が採用された。

T0252 上野水族館
2巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
上野動物園の80周年を記念して、不忍池に水族館が出来た。北海の魚、近海魚、深海魚、珍しいサンゴ礁の魚、きらびやかな熱帯魚など世界中の魚類が集められて、私たちの目を楽しませてくれる。

T0254 都民の栄養
2巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
明日の食糧を求めて狂奔した敗戦当時から20年、巷間にはあらゆる食物があふれている。ところが、厚生白書には5人に1人がなんらかの栄養障害であることを示している。特にビタミンB1、B2不足が多くなっている。ありあまる食品の中でどうして栄養障害が起こるのだろうか。考えた食生活を実行しなければならない。

T0259 都立アイソトープ総合研究所
2巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
鋼材の品質検定、放射線による品質改良、金属の中に含まれている百万分の一の不純物の摘出など、都立アイソトープ研究所は、様々なより高度な技術を研究するパイオニアである。

T0261 広重と東京
2巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
江戸の自然と生活を好んで描いた安藤広重から百年、東京の移り変りを広重の絵でたどる。

T0263 1965年にかける
1965/2巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
港湾設備の整備、交通通信、首都圏整備、ますます増える低所得者層のための新しいくらしづくり、住宅、水道、下水道、清掃事業、清掃工場の建設、ばい煙、河川の汚濁などの都市公害対策、社会福祉など…1965年はオリンピックで拡大されたアンバランス解消の年である。

T0266 東京の新しい顔
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
都では、道路交通の混乱を緩和するため新橋駅附近、東京駅八重洲口広場等において道路の拡張と合わせて道路面積と近郊のとれた建物の高層化を目的として都市計画を実施している。

T0273 姿をけす淀橋浄水場
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
56万平方メートルもの面積を有す新宿の淀橋浄水場。ここに都は第二の副都心としての建設を計画、昭和40年3月工事を開始した。

T0274 隅田川浄化作戦
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
魚も微生物もいない隅田川、最近は、汚染が激しくなる一方でまったく手におえない状態となっている。その原因と対策を描く。

T0275 東京ワンワン物語
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
都内には現在6万頭の犬がいて愛犬家が増えると共にその犬をすてる人も増えている。犬の抑留所、犬のお墓等を紹介する。

T0282 今戸焼を守る
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
江戸時代から庶民の焼物として知られている今戸焼。今も浅草今戸で平井耕一さんはその伝統を守りぬいている。

T0284 東京都交響楽団
1965/1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
昭和40年4月に発足した東京都交響楽団の練習ぶりと関係者の抱負を紹介する。

T0290 北療育園 その施設と看護
1965/1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
昭和39年9月に設置された北区の北療育園の施設とその献身的な看護ぶりを紹介する。

T0294 転機に立つ東京の下水道
1巻/モノクロ/東京都映画協会、都広報室
26%、これは東京の下水道の完備の普及率であり、全国的にも世界的にも非常に遅れている。そこで都では、普及率80%を目的とした「東京都下水道事業計画」なるものを立案、下水道の完備に着手した。